「ねえそうちゃ」
『ん?』
「ちゅー」
『はいはい笑』
ちゅっ
唇と唇が軽く触れるくらいの簡単なキス
「もっと」
『んえ?!笑』
ちゅ
今度は3秒くらい
「もっとー!」
『どうしたの今日は笑』
ちゅ
今度は長く深く
「足りない…そうちゃが足りない…」
『今日のあなたなんかエロい笑』
『…でなんでこんなにちゅーしたいの?笑』
「だって…」
昨日少クラを一人で見ていた。
相変わらず健人くんは王子様で勝利くんはどの角度から見てもイケメンで、マリちゃんは天使、ふまたんはなんて言うんだろう…笑
うん。笑
で、私の彼氏聡くんはキラキラ笑顔のアイドル。
そこまではいい。
私だって聡くんがアイドルだってことは理解してるつもりだし、普通のファンサくらいじゃ嫉妬しない
聡くんファンサマシーンって言われてるし。
けどね昨日のファンサはちょっと違った
5歳くらいの女の子がいて、その子にちゅーしてた。
しかも唇に。
見た瞬間私ほんとに嫉妬しちゃって…
5歳だから!!!って思ってもやっぱり我慢できなかった。
だって私の聡くんだもん、。
その事を聡くんに話すと、
『ぎゃははははっ』
思いっきり笑われた
私がほっぺをむーーって膨らませると
膨らんだところを両手でむにゅっと摘んで、
『かわいい。あなたほんとかわいい。笑』
「5歳に嫉妬するなんて馬鹿みたいだよね」
『そんなことないよ。めっちゃ嬉しい笑』
「…っほんと?」
『それだけあなたが俺を愛してくれてるってことだもんねっ』
「んうーー聡くん好きーーーー」
ぎゅーって抱きつくと聡くんの香りが私を包む
『俺も好きだよ』
『ベット行ってもっといいことしよっか。』
今日は寝れないみたいです。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!