宮舘side
マネージャーから連絡が来てから
すぐにあなたに電話した
なぜならあなたはジャニーさんの事を誰よりも好きでいたから
でもあなたが電話に出なくてとても心配した
他のみんなにも電話してもらったが誰の電話にも出ないらしい
『あなた……』
とにかく心配だった
あなただから何するか分からない
確かにしっかりしててかっこいいみんなの姉貴
でも実はメンバーが誰よりも好きで努力家でどんな人にも優しい
だから余計ジャニーさんが倒れた事に焦って何をするか分からない
ピロン
゙ 相葉君 ゙
相葉君からだった
相葉君から急いで……
なんだろ……
あなたのこともあるし……
あなたどこにいるんだよ
あなたが病院に……
あなたあいつ……
そんなことより連絡しなきゃ
SnowMan(10)
そう送ると
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あなた……
みんなが心配してんぞ
とLINEを終わらせた
走って病院に向かった
病院に着くと
こじめめラウ以外の全員がいた
佐久間「舘様あなたは?!」
『わかんない』
聞いてなかった……
スマホを見ると相葉くんからLINEが来てた
そうするとふっかがラインを見てきて
深澤「あなた○○に居るって早く行くぞ」
と代わりに言ってくれた
ふっかにはバレてんのかな……笑
深澤「舘さんあなたは大丈夫だし居なくならないよ」
『?!』
やっぱりバレてた
深澤「笑笑ほら行こ」
『ありがとうふっか』
深澤「どういたしまして笑」
さすがあなたが信頼してるふっかだなと思いながらあなたの元に向かった
言われた場所に向かうとあなたが嵐さんといた
ちょうどタイミングが良かったのかこっちを振り向いていた
俺はあなたに抱きついた
『あなた!!』
雪見「涼太……」
この時のあなたはカバンを背負っててパーカーを着ててoffの時しか結ばない髪は結んだままで変装をしてなかった
普段から変装に気にかけているあなたが変装しないと言うことはそれほど焦っていたのだろう
抱きついた時にカバンが少し空いていたので中を見ると
あの ゙写真 ゙があった
そうあなたが入所した時に
ジャニーさんがあなたへのお守りとして渡した写真
言わばあなたの守りたいものの一つ
詳しくは知らないけど
あなたからは
「あれだけはどんなに言われても渡せないしどんな事されても渡せない」
と言ってたヤツ
確かにあなたにとっては大事だけど
『電話くらい出ろよ……心配したんだから……」
と耳元で言うとあなたは携帯を取り出して画面を見た
とても驚いてた
雪見「やば笑ごめん」
あなたが無事でいてくれてよかったけど俺は思ってた事を全て吐き出した
『無事でいてくれてよかった……ジャニーさんまで倒れてあなたまで居なくなったら……』
岩本「姉貴……」
阿部「……」
元年下組だった俺らは特に心配した
でもやっぱりあなたはみんなの姉貴だった
『ごめん焦ってた……居なくならないから安心して』
やっぱあなたはみんなの姉貴
俺はあなたがいないとダメなんだ……
そんな俺を見るとふっかが
深澤「そんな事言うなよバシッ」
雪見「痛ッ?!」
SnowMan-めめこじらう「笑笑」
笑いが起こった
仲間っていいなって再確認できた
そんなことがあってすぐ
滝沢君が来た
その途端あなたの表情が変わった
雪見「滝沢君ジャニーさんは?!」
とあなたは聞いた
すると
滝沢「今さっき目を覚ました」
ジャニーさんが目を冷ました……
するとあなたは真っ先に
雪見「滝沢君何号室?」
と聞き
滝沢「3○○号室だけど」
雪見「わかったありがとうございます笑」
とだけ言い走って行った
SnowMan-宮舘「あなた!!」
とみんなはびっくりしていたが
俺が写真の事を気づいているのを知っているかのようにあなたは走っていった
『お前ら行くぞ』
と声だけをかけてあなたの背中をおった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。