第37話

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2020/06/22 10:01
深澤side





『……ん?』

目を開けると目の前にあなたがいた

俺は確か……
体調を心配されてそれであなたと言い合いになってまた練習してたら目の前が真っ暗になった……
頭に違和感を感じたので触ると
冷えピタが貼られていた

『あなた……』

なんかしているあなたに声をかけた……

雪見「ふっか?!もう大丈夫なの?!」

『ゴホッ大丈夫笑』

雪見「本当は?嘘つかなくていいよ
今私しか居ないから」
あなた……
やっぱあなたにはバレるか……

雪見「私だけじゃないよ阿部ちゃんにもバレてたよ」


聞こえてたらしい笑
さすが同期
アイツにもバレちゃったのか……

『ちょっと頭が痛い……』

雪見「本当は?」

『頭が結構痛くて暑いです……』

雪見「よろしい笑」

と言うとあなたは笑ってくれた笑

『てかレッスンは?』

雪見「阿部ちゃんと宮が振付師さん説得して終わりにしてもらった」

『俺の為にありがとう笑』

雪見「それくらいは笑てかゼリー食べれそう?」

『ゼリーくらいなら……』

雪見「はいっ』

『ありがとう』


ゼリーを食べ終えるとみんなが居ないことが不思議になった

『他の奴らは?』

雪見「みんなお弁当買いに行った笑」

『あなたは行かなくていいの?』

雪見「バカ澤が心配だったから」

バカ澤……

あなた姉さん怒ってる……
けど心配だったからって優しい笑

『ありがとう笑』

雪見「どういたしまして笑
てか2人っきりって懐かし笑」

『昔は2人っきりだと空気が最悪だったもんな笑』

雪見「不仲だったからね笑今はこんなに仲良いけど笑」

『そうだな笑』

雪見「ふっか……
私たちが仲良くなった理由覚えてる?」


仲良くなった理由……

確かあなたが自分を追い詰めすぎた時だったかな
俺が確かあなたにキレたんだっけ

『覚えてるよ笑』

雪見「ふっか言ってくれたよね
「自分を追い詰めすぎるな!お前はお前らしくいればいいんだよ!一人で抱え込まずみんなに頼れ!後輩の俺らでも聞くから!たまにはみんなに頼れ!」ってね」

『なんかカッコつけてんな俺笑』

雪見「今でもでしょ笑」

『そうだな笑笑』

雪見「私忘れられないんだ
この言葉ふっかに言われてから……」


























雪見「だからこの言葉そっくりそのまま返すよ笑」

『え?!』

雪見「バカ澤は最年長だからって思い詰めて体調が悪いのに馬鹿みたいに無理して休めって言ってんのに言うこと聞かないからあの言葉そのまま返す笑笑」

『……ごめんなさい』

雪見「バカ澤笑謝んなよ笑」

『でもみんなに頼ったら迷惑……』

雪見「アハハ笑バカ〜誰が最年長の頼みを迷惑だって思うんだよ笑化け物のお願いなんか珍しいし笑ウチは嬉しいよ頼られてるって思うから」

『あなた……』

そう言うと



バァン!!!!とドアが開いた






































SnowMan-ふかゆき「俺たちもだよふっか」

『みんな?!』

雪見「あんた達うるさい笑コショコショ喋ってても聞こえたよ笑」

阿部「やっぱりバレてたじゃん笑」

宮舘「こーじドア強く開けすぎ壊れちゃう笑」

渡辺「バカ澤だって笑」

向井「舘さんごめん笑」

雪見「ほらふっかこんなに馬鹿な奴らだけどみんなふっかに頼られたいし頼ってるだから迷惑じゃないから」

『みんな……』

岩本「ふっか!ギュ

『照……ありがとう笑』











雪見「待って!!やばいいわふか!!!!いわふかだよ!!ねぇ宮!!!!いわふか!!!!」

宮舘「あなた笑笑」

ラウこじさく「僕も/俺も!!!!ギュ

雪見「ほらみんな行こ?」

だてめめあべなべ「そうだな笑」

SnowMan「ギュ

『苦しい笑』

雪見「これぐらい私達の愛がふっかにあるから笑」



『みんな……ありがとう笑』

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