~sm side~
保健室って静かだよな...。静かすぎて寂しい...。保健室には生理になった時は必ず来るけど...終わる頃に来たのは初めてだな...。うらたさんは無理するなって言ってたけど...俺自身無理してるなんて思ってなかったからな...。それとうらたさんは優しすぎる...。俺の事見てないのに...幼なじみとしての優しさだろうな...。
志麻「...うらたさん...。」
キーンコーンカーンコーン♪
坂田「志麻くん!!!!!」
センラ「うるさいで坂田」
志麻「んー...あれ?センラ?坂田も...」
センラ「あ、ごめんな志麻くん。起こしてもーた?」
坂田「まじか!!ごめんな!志麻くん!!」
志麻「いや、大丈夫やで?...うらたさんは?」
センラ「なんか、先生に呼ばれてたで?」
志麻「そうなんや...今何時?」
坂田「今昼休みやで!志麻くんご飯は?」
志麻「持ってきてないんよ...」
センラ「センラので良かったらどうぞ?って言ってもゼリーなんやけどな^^;」
坂田「じ、じゃー!僕のプリンあげる!!!」
志麻「坂田は気持ちだけもらっとくよwセンラゼリーもらうな」
センラ「どーぞ」
坂田もセンラも優しい。俺はずっと3人に迷惑ばっかりかけてる。少しは3人に迷惑かけないようにしたいけど...俺が普通の男なら...うらたさんにもこの2人にも迷惑かけないで済むのに...。
センラ「坂田」
坂田「なんや?センラ」
センラ「先生に提出物あったんやないか?」
坂田「.....あ!!!ちょっと行ってくる!!」
志麻「あはは...^^;」
センラ「坂田もうらたんもいない事で志麻くんに聞きたいことあるんやけどええ?」
志麻「俺に?」
まさか...バレてる...?確かにセンラは感がいい。嫌われたよな...
センラ「志麻くん俺らに隠してることあるやろ?多分、その腹痛が関係しているんやないか?」
やっぱり、バレてたか...さすがセンラやな...
志麻「.......隠すつもりは無かったんだよ...。でも、お前らがこの事を知ると絶対嫌われると思ってずっと言えなかったんだよ...。」
うらた「まーしぃ?」
センラ「また後で聞きますね.....遅かったなうらたん!」
センラの気の優しい所好きだ。もちろん幼なじみとして...。
少し不安はあるけどセンラにだけでも話してみよう...。俺の事とうらたさんの事を.....。
今回はここまで!
一応志麻さん目線だったのですが...セリフ...多すぎました...(;▽;)
次回はセンラさん目線です!
次回も見て頂けると嬉しいです!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。