第6話

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2018/12/26 03:52
あなた

てか、もう90年ほど前の話なのね...。

よくここまで生きてこられたわね、私。




食人鬼になったことにより、死ぬことがなくなったあなた。



その中で、いろんな国を見てきた。



パンダとかいうものが好きなnakamuと呼ばれるものが中心となっていた国、ワ、ワイテルズ...?国。



昔からの知り合いが集まり、国を作ったミナツド?国。



狂人がいたり、JK?とか言われている豚がいたり恐竜の服を着たものなどがいるら運営...?



最後、国ではなかったが。



そんな国を見てきて、あなたは我々国がないことに少し残念だった。



いつか、再会できると信じて。



その時のあなたはそんな希望を持っていた。


あなた

グルッペン...。

そんなヤツいたけれど、なんで覚えてるのかしら...?




何年も前の記憶に対し、疑問を覚えたあなた。



すると、隣から誰に声をかけられた。


兄さん
君、よくグルッペンのこと知ってるな。

あ、俺は兄さんって呼ばれとる。

気軽に呼んでな。
あなた

貴方もグルッペンのことを知っているの...?

兄さん
まあな。

一応、幹部のひとりやったからな。




タバコを吸いながら語る兄さん。



彼は、何年も生きている訳ではなく、前世の記憶を持っているようだ。


あなた

...グルッペンもどこかで生きているのかしらね。

兄さん
きっとな。

あいつの事やし、生まれ変わっても戦争大好きおじさんやろなw
あなた

ふふっw

それは言えてるわね。

グルッペン、変わってなさそうだわ。




また話そうな。



そう言った兄さんは、次の日。



声が聞こえることは無かった。



彼の為にもと、あなたはグルッペンを探す決意を決めた。

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