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第7話

#6
5
2021/07/12 12:00
その夜。












「来たの?」
『お前が、来いって言ったんじゃん』
「そーだけど笑」
「来ると思ってなかったから」











「ねー」
「あの頃さ、」
「楽しかったよね」
「海行って、写真撮って。なんにもなくても幸せだったな~。」
『、、、お前さ、今幸せなんじゃないの?』
「少なくとも、樹よりかはね?笑」














『お前も、嘘ついてんじゃん』
「バレバレ?笑」











「あの時さ、樹のこと嫌いじゃなかったんだよね」
「今も、、たまーに、樹が恋しくなる」









































あの時、引き留めていたら。今でも、思う。



でも、あの頃には戻れない。






















「じゃ、帰るわ。」
彼の頬の一筋の線が、街灯に照らされ静かに煌めいていた。
















2021,7,12
𝚎𝚗𝚍_,

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