あなた
ん…
目の前にはあの痴漢男。
痴漢男「寝起きも可愛いなぁ、」
気持ち悪い…
いつもだったら出る声が、
震えて声がでない…
汗もかいて、
涙もでてる。
痴漢男「ふふっ、可愛いなぁ。」
???「あなたっ!」
後ろを振り向くと、
だいすきなあの人
黎弥だった…
黎弥「あなたすぐ助けるから、待ってて。」
黎弥は痴漢男に向かって殴りかかった。
その姿はちょっと、
ちょっとだけだけど
ゾッとした。
なんだろう、
慣れてる動きだった。
毎日こんなことしてるのかってぐらい。
こんな事を思っている間に、
黎弥は痴漢男を倒していた。
痴漢男は通報されて、
警察に連れて行かれた。
…………………
あぁ!
こっちも難しいよぉ!
🌻の叫び
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!