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2021/10/25

第2話

#2


《あなたヒーローになる気はないかしら?》


この言葉が胸の中で悶々としている。


おかげさまで先生に当てられてしまった。くそぅ


「久遠、聞いてるかー」


『聞いてません』


「よし、聞いてるなー」

「教科書を開いて118ページの問題を解いてみろ」


どうしてこんな目に遭うのか、チラッと斜め前を見てみる


やっぱりコイツか 魅琴 夢愛 〈ミコトユア〉


個性;夢


ぶっちゃければ魅了だ



おかげでコイツが
カッターキャーをされたと言ってある事ない


罪を押し付けられた。周りの奴らに。


当然私ではないとバレたけど


むしろバレない訳ないじゃないか。この学校は


以前、事故が起きた為に防犯カメラが多いんだぞ


頭は良いくせにそういうところまでは考えられないのが不思議だ


コイツは確かヒーロー志望の雄英だったか。個性だけは強いからな


そんなことを考えている内に授業が終わる


「ねぇねぇ久遠さん授業も聞かずに何してたのかしら」


『…。』


無言を貫抜いてればそのうちいなくなるだろう


「ちょっと、私が話してるのになんなのよ
 何か喋ってみなさいよ。ねぇ!
 ついに言葉も忘れてしまったのかしら」


ウゼェ…


『喋る価値がないと判断したまでだ』


ほら顔を赤らめてる


「なっ何なのよ!
 だから話を聞いてってば!」


…少しくらいならいいか


『明日の放課後なら大丈夫だが』


「明日の放課後ね!絶対だからね!
 途中で無理だなんてダメだからね!」


そういって行ってしまった


そういえばカッターキャーされた事件には続きがあって


あの犯人はアイツのファンだったらしい


私に逆恨みをしたそうだ。理由は知らんがとんだ迷惑だな










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