第6話

確信した日。
531
2019/04/14 06:52
学校も慣れてきた時の事だった。

私の机の中に一枚の紙が入っていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あなたへ
ちょっと話があるんやけど、帰り教室に残ってくれへん?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それは亮ちゃんからの手紙だった。

「なんだろ?」

私は疑問を持ったまま教室で待っていた。

すると、

«ねね、マジでいるよ?»

[信じちゃうあたり、笑うよね、]

«やっほー、あなたちゃーん»

「えっと、、なんですか?」

«その手紙、錦戸くんからの手紙じゃないよ?»

「え、、」

«あんたさ、大倉くんと錦戸くんのなに?»

「あ、いや、ただの幼馴染みで、」

«幼馴染って、、途中でノコノコ出てきて?何様?今度、あの二人と仲良くしたら、覚えときなさいよ!»

とだけ言い残し、そのBOSS的な女の子と一緒にいた女の子はその場を去った。

私はこの時気づいた。。。

この学校では、あの二人はとても人気者。

一緒にいたらダメなんだ。


そう確信した日だった。

プリ小説オーディオドラマ