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2021/06/19

第4話

記憶3
私が小学6年生に上がった頃、父と母の口喧嘩が増えてきた
元々すごく仲のいい夫婦とは言い難かったが悪いという訳でもなかった
チカの母
「またこんな夜中まで…
一体何をしてたの?」
チカの父
「何だっていいだろ
お前には関係ない」
チカの母
「関係あるわよ
夕ご飯の準備だってあるのに」
チカの父
「うるせぇ!
大体、誰のお陰で生活できてると思ってんだ!!」
あなた

(あーあまたやってる)

あなた

(もう夜なんだから静かにして欲しい)

だけれど、日を増すほどにその喧嘩はエスカレートしていくばかりだった
ガシャーン
最近は物を投げあって喧嘩してる
あなた

(もう、やめてよ…)

その頃から父と母のわたしに対する態度が冷たくなってきた
あなた

「お母さん」

チカの母
「…何」
あなた

「明日参観日なんだけど…」

チカの母
「だから?」
あなた

「来てくれないかな?」

チカの母
「あのさぁ
見てわかんないの?お母さん忙しいんだけど」
あなた

「でも、みんなお母さん来るって言ってて…」

チカの母
「もうっ!
うるっさいな!!忙しいって言ってるでしょ!!」
パシーン

初めて母がわたしに暴力を振るった
この日を境に母はよく私に暴力を振るうようになった
あなた

「痛い!痛いよ!!」

チカの母
「言う事を聞きなさい!!
ほんとあんたは使えないね!」
チカの母
「この能無し!!
あんたなんか産むんじゃなかった!!」
こんな事は日常茶飯事だった
父は仕事で失敗し、よくお酒を飲むようになった

酔っ払って帰ってきて好きなだけ暴れて
その時だけ母や私に暴力を振るう事もあった

私の心はズタズタだった

そんな生活をしていたせいで、父と母が眠りにつくまで安心して寝られなかった