第1056話

第997話 妹もデリカシー無いです
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2023/10/11 14:00
いず「何ボケッてしてるの」
りょうや「...........何が?」
いず「パーティー好きの兄さんが騒がないで大人しくしてるのはおかしいわ...」
りょうや「酷い言い様だな」
いず「楽しくないの?」
りょうや「いや、楽しいよ...楽しんでる」
ソファに座ってぼうっ、と両親たちの楽しそうにしている光景を見てるだけでも十分楽しい
当事者以上に楽しんでいるし、当事者は変わらず涼しい顔だが楽しんでいるに違いない
りょうや「良いよ、俺のことは放っておいて...別に何処に行くわけでもないし、ここにいるから」
いず「何してるのか聞いてんのよこっちは....答えになってないわよ」
りょうや「だから、...放っておいてっての」
今はひたすら余韻に浸っていたい、パーティーに顔を出しただけ...許してほしい
りょうや「大学卒業おめでとういず」
いず「随分遅いわね...まぁ良いわ」
いずがりょうやにお酒が入る缶を差し出す
りょうやはそれを受け取り、そうだなぁ...少しは混ざらないとみんな心配するだろうし...とプルタブを開けてお酒を口にするといずが口を開いた
いず「兄さんもしかして....」
りょうや「ん...?」
いず「星夏とエッチしたんだ...」
りょうや「ブッ、ゴホ!!ゲッホゴホ!!ゴホッッ!!!」
飲んでいた酒を吹き出してしまった、喉にも突っ掛かって咳き込む
いず「図星ね....」
りょうや「おっ、まえ...!?ゲホッ!!」
いず「だからぽけーってしてたんだ...ふーん、星夏と一線越えたから余韻に浸ってたんだぁ....帰ってきたとき妙に落ち着かない様子だったのも納得したわ、兄さん童貞卒業おめでとう」
りょうや「止めろっ!!俺にデリカシーがどうとか文句言うくせにお前だって無いじゃねぇか!!!///」
つか太ったとかそういう問題よりセンシティブな話題に触れてほしくないんだが!?
いずはそういうことに関して、わりと躊躇いなんかない
虫眼鏡「え?何急にりょうやくんといずちゃんと喧嘩して...パーティーなのに」
いず「兄さんが星夏と一緒に卒業したって話しただけ」
りょうや「おいこらいずっっっ!!!」
何お前はさらっと許可も無く言うんだ.....
しばゆー「えーマジ?やっとだな!」
虫眼鏡「へぇりょうくんより早いじゃん、りょうやくんも男の子だねぇ~~~」
としみつ「ヘタレなのはりょうだけってわけだ」
りょう「未だに嫁も子供もいないまず結婚もしてない早漏眼鏡と遅漏器用貧乏に言われたかないね」
としみつ「あ?殺すぞてめぇ」
虫眼鏡「いや殺す、絶対殺すあのヘタレ長身イタリア人」
しばゆー「結婚してからはてつやとヤりまくりだけどなぁ」
りょう「しばゆーにだけは言われたくないよそれ」
てつや「?何の話してるの??」
ゆめまる「てっちゃんは聞かなくて良い内容だよ」
てつやの耳を塞ぎ、りょうたちの会話が耳に入らないようにするゆめまる
ギャースギャースと酒が入っているせいか大人気ない言い争いをするりょう虫としと巻き込まれるしばゆー
りょうや「......お前のせいだぞ」
いず「......星夏のこと大切にしなさいよ」
りょうや「聞けよ、お前におんなじこと仕返ししてやるからな」
いず「出来るかしら?兄さんに」
りょうや「ムカつくぅぅ....マジでやるからな」
覚えとけよ、と睨むといずは口角を上げて楽しげに笑い酒を飲んでいる
こうなったら自棄だ、飲んでやる...とりょうやはグイッと酒を煽って尚も恨めしげにいずを睨み付けてやった

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