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第16話

第15話 辛い日々の始まりだけど
てつや「うぅ...」
りょう「大丈夫てつや?」
スタジオの別室で、3つ並んでいるベッドの内の1つに、てつやは毛布にくるまって寝ていた
顔色は悪いく、今日は寒いのか厚着をしている
そんなてつやを心配そうに見ていたりょう
虫眼鏡「ねぇりょうくん、てつや大丈夫そう?無理なら今日の撮影、てつや休みでも全然いいよ」
撮影の準備が整ったので、二人を呼びに来た虫眼鏡
待ち時間の間にてつやは、妊娠の兆候での体調不良、それに加え悪阻のせいでダウンしてしまった
りょう「そうだね、そうした方がいいかも...あんま俺的にも無理して欲しくないし」
そばに付き添っていたりょうが、てつやを心配して、妥協案を受け入れた
てつや「い、や...私大丈夫、だからいいよ」
話を聞いていたてつやが体を起こした
大丈夫、とは言ってるものの顔色は変わらず真っ青で、さっきからトイレとここを行ったり来たりしていたのを知っているりょうは、起き上がったてつやの背中に手を回して、優しく寝かせた
りょう「いいって、てつやはゆっくり休んでなよ、ホントは辛いでしょ」
てつや「でも...」
虫眼鏡「てつや、りょうくんの言う通りだよ、今はてつや一人の身体じゃないんだから無理しないで」
てつや「...分かった、ありがとう二人とも...ごめんね、ホントはめっちゃ気持ち悪い...」
りょう「素直でよろしい、あと何かあったらすぐ電話でもラインでもいいから連絡して」
りょうは軽くてつやの額にキスをして、虫眼鏡と共に部屋を出た
虫眼鏡「見せつけてくれるねぇ旦那さん」
りょう「なんだよ、別にいいだろキスくらい、このチャンネル元々そういうの多いし、俺らに関しては公認だろ?」
虫眼鏡「まぁ泣かせでもしたら殴るよ、僕ら全員で」
りょう「泣かせないから」
リビングに行く途中のちょっとした会話で苦笑をするりょう
虫眼鏡「今日、何個かの動画の入り撮るんだけどさ、最初の2つだけりょうくん撮ったらてつやのとこ行っていいよ」
りょう「いいの?」
虫眼鏡「ホントはめっちゃ心配なんでしょ?2つだけりょうくんいないとダメだから、それ終わったらてつやのそばにいてあげな」
りょう「...ありがとう」
虫眼鏡「てつやには元気な子生んでもらわないといけないからねぇ」
りょうは言われた通り、2つだけ動画を撮り、終わったらすぐにてつやの元に走った
りょう「てつやっ」
てつや「...りょう?」
どうやらてつやは寝ていて、少し寝ぼけていた
さっきよりはだいぶよくなっている
りょう「起こした?」
てつや「大丈夫だよ...」
りょう「吐き気は?なんか食べれそう?」
てつや「んー...今はそれほど、お腹空いてないからいいよ、それに、食べたら戻しちゃいそうだから...」
りょう「そっか、無理にとは言わないから食べたい時は言ってね」
てつや「うん...」
りょうはベッドに腰掛ける
すると、てつやはりょうのそばにモソモソとやって来た
そのまま弱々しくりょうの手を握る
てつや「あったかい...」
りょう「...それは良かった」
りょうは嬉しそうに笑うてつやを見て微笑む
てつや「...ホントにごめん」
りょう「何が?」
てつやはポツリポツリ不安な顔で溢した
てつや「明日もさ、きっと今日みたいに体調崩して、みんなに迷惑をかけちゃうかもじゃん?いくら自分たちの子どものためとはいえ、動画や編集を任せきりになっちゃうし、リーダーなのに...ダメダメだから...」
りょう「...バーカ」
てつや「いたっ」
りょうが軽気でてつやの額にデコピンをする
りょう「俺らはそんなこと気にしてないから、なんせしばゆーが思う存分全裸になれるって騒いでんだから」
てつや「最近の動画でやたらそういうのあると思ったらそういうことか...」
りょう「俺らはてつやがいなくてもやれるんだ、だからさ、今はゆっくり休みなよ、ちゃんと落ち着くまで、俺はさ、てつやとお腹の子にもし何かあったら、嫌だから...」
てつや「...うん、じゃあゆっくり休ませてもらって良いかな?」
りょう「てか、逆にゆっくり休まない方がみんなに怒られるよ」
てつや「え、まじで?」
そりゃそうだ、メンバーはてつやのことを大切に思ってるんだから
生まれてくる子どものことも
てつや「ふふ、いつも私のこと怒るくせに、優しいなアイツら」
りょう「俺含めみんな不器用なだけだよ」
てつや「ふー...さて、だいぶ良くなったし、撮影状況見たいからりょうさん連れてってください」
りょう「言ったそばから休んでないじゃん...いいよ、連れてってあげる」
最初に比べ、辛そうな表情ではないのでりょうも少しくらいなら、と思い、てつやを支えてリビングに連れてった
リビングに入ると、完全に服を全部脱いで、油断しきっていたしばゆーがてつやに全裸見られて焦っていた
それに笑っているてつやの顔を見て、やっぱてつやはこうでなくちゃ、とりょうは思った