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2022/01/21

第428話

第398話 小さい頃の夢って儚いね
しばゆー「りょうやといずの小さい頃の夢とかって何だったんだ?」
りょうや「ちいちゃい頃の夢?」
いず「うーん.........?」
改めて聞かれて、りょうやといずは顔を見合わす
りょうや「妹は夢とかあった?」
いず「あんまり覚えてない.....かも、」
小さい頃なんか色んな夢を持っていた
あれになりたいこれになりたい、と思い浮かべていたりもしていたが...それすらも今は懐かしく感じる
りょうや「でもさぁ、お前はありそうだな...ほらあれだよ!お父さんのお嫁さんになるのぉ~~~とかさ」
いず「........どうだろ」
昔を振り返るいず
お父さんのお嫁さんになる、と言ったことがあるだろうか......
いず「なかったかなぁ、むしろしばゆーお兄さんと結婚したいとは思ってたよ」
しばゆー「俺?」
いずが言い終えて、しばゆーが少し照れたように返すと後ろの方でバキィッ!!!と何か割れた音がした
りょうやが振り返るとてつやが目を見開いて驚いていた
近くにいた虫眼鏡も眉を寄せて目を細め口元をひきつらせていた
その二人の視線の先は左手で持っていたコップを握り潰して立ち尽くすりょうやたちの父親だ
後ろ姿しか見えないけれど....スゴく怖い
何か出ている...見えないオーラというものか?怖すぎる.....
りょうやも顔をひきつらせてしまう
あれはもう放っておこう、知らないフリが一番だ
りょうや「...........」
いず「けど小さい頃の夢だよ....」
りょうや「あ、あぁそうだよな....うん」
いず「?」
しばゆー「俺りょうくんに殺されるかも...」
いずの初恋はしばゆーという話は聞いたことあるし、多分そうだったから結婚するならしばゆーということになったのだろう
予想通りには行かないな....
いず「そーいうお兄ちゃんは?」
りょうや「俺....ねぇ、ガキの頃はYouTuberになりたいとかはちょっと思ってたな~、ラクに金稼げるとか....思ってたし」
いず「同感ね」
しばゆー「俺ら見てたらそりゃ少なからず思うときはあるわな...」
りょうや「でも父さんみたいに....何でも出来る完璧イタリア人になりたかったし、母さんみたいに誰にでも優しくてついていきたくなる人ってのにもなりたかったよ」
憧れの二人であるから、両親だから....
いず「パパはイタリア人じゃないけどね」
りょうや「俺わりと信じてたぜ?俺にもイタリア人の血が流れてるんだと思ってイタリアに無性に行きたかったときがある」
しばゆー「いやりょうくんはイタリア人だから....足の長すぎの」
りょう「あんだってしばゆー.......?」
しばゆー「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????」
てつや「ちょ、ちょっとりょう!!!」
虫眼鏡「君らのパパの鬱憤が溜まってたから今晴らしてんだね、しばゆーには同情もないけど」
冷ややかな目で口角を上げている虫眼鏡に、りょうやは頷いて、いずは首を傾げた





いず「ちゃんとパパのこと好きだし、パパと結婚したいって思ったときもあったよ.....?」
虫眼鏡「だってさ、良かったねりょうくん...」
りょう「俺もう死んでも良い....」
りょうや『..........』
てつや「.............嬉しそうだねりょう」
りょう「嫉妬した?てつや、」
てつや「なっ、!?///ちがっ、!!!!///」
しばゆー「.......俺やられぞんじゃん!!!」
りょうや「しばゆー兄ちゃんドンマイ....」