無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第20話

第19話 指輪紛失
てつや「ん、あ、あれ?」
自宅で動画で使ったもうすでに要らない物を処理していたてつやが自分の左手の薬指を見てぎょっとする
てつや「指輪が、ない」
焦るてつや
今の今まで全然気が付かなかった
てつや「ど、どこ置いたんだっけ...?えっと、あれ?そもそもいつ外した?」
記憶を思い返して見る
てつや『昨日はつけてたはず、だってその手でお腹をずっと撫でてたから、もしその時に指輪なかったら、絶対気づくもん』
だとすると今日の朝からないことになる
てつやは慌てて部屋中くまなく探す
家具とかの小さい隙間も棒やスマホで写真撮って確認したがどこにもない
てつや「ない、ここにもない、ここも...どこ行っちゃったの私の指輪...どーしよう...」
学生の頃から物をよく失くしていて、一番すごいのは大事な物入れが失くなった時だ
あの時はメンバーにめちゃめちゃ笑われた
今でもたまに失くす
自分で買ったものを失くしたならまだいい
だが、今探しているのはりょうからもらった大切な結婚指輪だ
てつや『失くさないように、ずっとつけてたのに...なんで失くなっちゃうの...?』
てつやはポロポロ涙を流した
どうしようもない、だらしない自分に嫌気がさして
袖で涙を拭っても止まらない
てつや「ごめん、ごめんなさいりょう」
てつやは広い部屋で、一人ずっと泣いていた




りょう「ごめんてつや、俺もしかしたらまだ使ってない撮影道具もゴミに出し...どうしたの?」
床に座っているてつやを、ゴミ出しに行っていたりょうが間違えて使ってない道具を捨てたかもしれない、と謝りながら見つけた
てつやが泣いていることに気づくと、ビックリしてすぐにてつやのそばにりょうもしゃがみこむ
りょう「どうしたてつや、お腹痛い?大丈夫?」
てつやの頭を撫でて、てつやとお腹の子どもを心配する
涙が止まらないてつやはしゃっくり混じりに言った
てつや「ち、がっ、お腹、痛くない...」
りょう「じゃあどうしたの?ずいぶん泣いたみたいだし、ほら目元擦んないで、赤くなっちゃう」
ぐしぐしと力強く目元を擦るてつやの腕を止めたりょう
てつや「りょ、ひっく、ごめ、なさ、い」
りょう「ん?何が?てか謝るなら俺の方」
てつや「ひっく、ごめんなさぁぁぁい...///」
りょう「えっちょっ、なになになに?てつや?」
てつやはりょうに抱きついて謝ってきた
りょうは何がなんだか分からなかったけど、てつやの背中に手を回して、自分の方に抱き寄せた
りょうは壁に背をつけててつやを支え、てつやはりょうの服を掴み、胸元で泣いている
りょう『こんなに泣くのなんて久しぶりじゃね?』
てつやは恋愛映画やドラマを見たり、心霊系はすぐ泣くが、それ以外のことに関してはあまり泣かない
りょう「てつや、どうしたの?泣いてるばかりじゃ、俺も分かんないし...」
てつや「ふっ、えっぐ...私、家でゴミの分別、しでだ、じゃ、ん?」
りょう「うん、そうだね」
てつや「、したら、指輪...」
りょう「指輪?」
てつや「りょ、から、もらっだ、たいせ、つな、ひっぐ、指輪、ないのに、気づいて、私、部屋の中、ぜん、ぶ、探した、に、ひっ、ふぅ、なぐて、だか、ら、なぐじ、だごと、に、気づいて、かなし、くて、りょ、から、もらった、たいぜつ、な、指輪、なのにっ」
りょうはてつやの話を聞いて、はっとした
慌ててポケットから何かを取り出して、てつやの左手を掴む
りょう「てつや、ちょっとだけ目瞑ってくれる?」
てつや「ん、げほっ、うん」
目を閉じたことを確認し、りょうはてつやの左手薬指にさっき取り出した物を嵌めた
りょう「てつやいいよ」
てつや「何、えっ?これ」
目を開けたてつやは、驚いた
左手の薬指には、自分が昨日まで嵌めていた指輪がちゃんと収まっているではないか
てつや「指輪、なんで///」
てつやがりょうを見ると、りょうはバツが悪そうな顔をしていた
りょう「実はさ、洗面所にてつやの指輪置いてあったから後で渡そうと思ったんだ、てつや昨日むくみで取れなくなっちゃうらしいからチェーン買ってきて首から指輪下げようかな?、って言ってたし、そのあと風呂に入ったから、多分すっかり忘れてたんだと思う」
りょうの話を聞いて、なんとなく思い出した
確かに昨日、ネットで妊娠中はむくみで指輪が取れないから外すした方がいいと書いてあったから、どうしようか迷ってて、時間も時間だしお風呂に入るとき、そのまま外したんだ
てつや「...なんだ、良かった...///」
ほっとして気が抜けたてつや
りょう「俺こそ、早く渡しておけば良かったね、ゴミまとめんのに集中してたから、指輪のこと忘れてたし」
てつや「ううん、りょうが持っててくれて良かった...もう絶対外さない、むくみとかどーでもいい///」
てつやは指輪を口元までもっていき、キスをした
りょう「...気に入ってくれてて、俺も嬉しいよ」
てつや「りょうから貰ったものだもん、自分が買ったのは別にどーでもいーけど、これだけは大切にする」
りょう「いや、自分のもちゃんと大切にしろよ...また自分の大事な物入れなくなるぞ?」
てつや「そ、それは言わんでもいいじゃん!!///」
りょう「ww」
てつやは左手に嵌められてる指輪を見た
オレンジ色の小さな宝石がついていてとても綺麗だ
りょうのには青色の宝石がついている
てつや『絶対、もう失くすもんか』
きゅっ、と自分の左手を包み込むように右手でてつやは握った




てつや「そういえば模造紙は?あれ明日使う予定だったはずだけど?」
りょう「模造紙...あっ」
てつや「えっ...もしかして、捨てちゃった?」
りょう「...ちょっと今から買ってくる」
てつや「www、じゃあついでに私も散歩するから一緒に行こーよ」
りょう「うん」
やっぱり使ってなくて、これから使う予定の物を捨ててたりょうくんでした