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第18話

第17話 性別と胎動
自分の母と、自分からだと義母にあたるりょうの母に、妊娠報告を伝えたら、どちらもそれはもう喜んでくれて、それを見ててつやも嬉しかった
すぐに帰って来てしまったが、子どもが生まれたら今度はゆっくり会いに行こう、とてつやは思っていた
それからしばらく経って、お腹も前より大きくなり、今日の病院の検査次第では性別が分かるとのこと
楽しみだな、とてつやは感じる
男の子だろうと女の子だろうと構わない
実際てつや自身、ちゃんと母親になれるのかの方が心配らしい...
てつや『弱気になっちゃダメだよな、いつものように強気で行こう!!』
ぐっと握りこぶしを作る
すると、隣にいたしばゆーがてつやの肩を叩いた
しばゆー「てつやー、なにで意気込んでんのかは知らんけど、さっきから診察呼ばれてるから行ってこいよ」
てつや「えっまじ?」
しばゆー「まじまじww俺ここで寝て待ってるからな」
今日の病院はしばゆーが付き添ってくれた
大抵はりょうだけど、彼が用事で外せないときとかには、誰かしら代わりに付き添ってくれていた
みんな優しく、嫌がりもしないで快く引き受けてくれる
ホントにコイツらと友達で良かった、と常々思うてつや
そして彼女は呼ばれていたらしいので、診察室に入っていった



夜の9時くらいになり、としみつとゆめまるが野球盤をしているのを眺めながらてつやは一定の間隔でお腹を撫で、自分に寄っ掛かって寝ているしばゆーを起こさないようにした
しばらくその行為を続けていたら、玄関からガチャガチャと騒がしい音が聞こえ、軽快な足音を鳴らせてりょうはリビングのドアを思い切り開けた
そのせいで寝ていたしばゆーは起きたし、としみつはゆめまるが投げたボールを打てなくてあぁ!?とイラついた声を漏らす
りょう「てつやごめん!!今日一緒に病院行けなくて!!」
帰ってきて一番に謝罪された
今日一緒に病院に行けなかったことを後悔していたらしい
てつやは、忙しい時期だし、仕事ならしょうがない、と思っていたのでさほど気にしてはいなかった
てつや「全然いいよー、りょう忙しいもんね?今日はしばゆーが病院付き添ってくれたから平気だよ」
りょう「いや、余計心配なんですけど」
しばゆー「おいどういう意味だそれは」
寝起きで若干呂律が回ってないしばゆー
としみつ「おおいっ!?ゆめまる今のなしだろ!!!」
ゆめまる「としちゃん、世の中怒鳴るだけじゃやってけないって」
野球盤の方に意識がいってるとしみつとゆめまるはしばゆーの言葉を何も聞いていない
てつやはスッと立ち上がってりょうに抱きついた
てつや「男の子だった!」
りょう「えっ?性別??」
コクコク頷くてつや
エコーで見たところ、男の子ですよー、と診察をしてくれた女の先生が言っていた
ちなみにその時のエコー写真もちゃっかり貰っている
ゆめまる「へぇ、てっちゃんのお腹の子ども男の子だったんだ」
としみつ「まぁ性別がどちらにせよ、俺は可愛がってやれる自信はある」
しばゆー「としみつはどの立場なのそれ、お前は孫出来たおじいちゃんかよwww」
どうやらこの会話はとしみつとゆめまるも聞こえてたみたいだ
ついでにしばゆーも
りょう「そっかぁ、男の子かぁ...俺は別にどちらでも良かったんだけどね、それでも嬉しいよ」
てつや「私もー、元気に生まれてきてくれれば」
しばゆー「でも男の子だとりょうに似たらイケメンだな」
ゆめまる「そうだねー、だけどしばゆーん所の子どもはさすがにしばゆーに似てほしくないかも」
としみつ「まともに育ってほしい限りだな...」
しばゆー「おいっ、どういう意味だそれは!!」
さて大変、しばゆーが少し怒りました
りょうはてつやを抱きしめながら、巻き込まれないようにそばを離れた
てつや「りょうに似たらホントにイケメンさんかもね」
りょう「そうかな?俺は自分のことそんな風に思ってないけど」
としみつ「うわでた、そういう発言...りょうだから言えんだよそういうの」
りょう「いや、まじで自分のことそんな風に思ってないって」
しばゆー「よし、また自撮りさせて今度こそ自分がイケメンだと自覚させてやる、で、その写真1ヶ月りょうくんのTwitterのアイコンにしてやる」
りょう「それは嫌だよ...」
やいやい言い合ってるしばゆーととしみつとりょうを、ゆめまるとてつやはまた始まっちゃったね?という顔で見ていた
そしたらお腹に手を置いていたてつやに軽い振動が来た
驚いた、これはまさか
てつや「りょう聞いて!お腹蹴った!!赤ちゃんお腹蹴った!!!」
この場にいたてつやを除く、全員が目を丸くした
りょう「えっ、ちょっ、もう一回蹴るかな、俺もそれ感じたいっ」
少し焦りつつりょうは言った
しばゆー「そんなすぐ蹴んないと思うけどな、俺の奥さんのときもそうだったし」
他の誰よりも先に結婚して子どもがすでにいるしばゆーがそう言うのを無視して、りょうはてつやのお腹に手を置いた
すると、もう一度だけそれに応えるように子どもがお腹を蹴った
ちゃんとりょうは胎動を感じた
りょう「蹴った...ちゃんといるんだな、俺との子ども」
てつや「良かったねりょう///」
しばゆー「えっ!?そんなすぐに蹴るのか!?俺のとき全然蹴ってくんなかったのに!」
ゆめまる「しばゆーのフリだったね完全にww」
驚くしばゆーを見て、としみつの笑い声が部屋に響いた
胎動を感じれたのが嬉しかったのか、りょうは嬉しそうな笑顔を浮かべていた
それを見て、てつやも嬉しそうに笑う
りょうとの子どもを身籠れて良かった、と改めて感じれたてつやだった