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2022/01/28

第435話

第405話 笑顔の練習中
いず「................」
りょうや「いつまで自分の顔見てんだ?お前ナルシストになったのか??」
いず「うるさい....」
りょうや「でもお前がニコッ、って笑うとちょっとゾワッてするな!!!」
いず「殺す.......」
手鏡を持って、鏡の中に映る自分を見ていたいずは普段なら絶対見せない満面な笑顔を浮かべたりしていた
それを端から見ていたりょうやが面白かったり、ちょっと怖い...と思ったりしていた
りょうや「今更笑顔を作ったってそうそう染み付いたりはしねぇぜ?」
いず「それは.......まぁそうなんだけど」
いずははぁ、とため息を吐いて目を細め鏡に映る自分を見つめる
いず「最近しばゆーお兄ちゃんと買い物していったとき、東海のファンだという人たちが近寄ってきて.....」
りょうや「うん、良くあるよな...」
自分たちといるときでも寄ってくるファンには写真を撮ったりサインをしたりとしっかりしている
いず「しばゆーお兄ちゃんがファンの人たちと写真撮るのとかは良いのよ?....ただ、」
りょうや「ただ、?」
いずは死んだ目をして鏡から目を離す
いず「私を東海オンエアてつやと勘違いする人が多々いるのよね.....」
りょうや「ま、まぁ.....仕方ねぇよ..お前無愛想な顔してっけど、母さんと顔立ち似てきてるし」
無愛想は余計だとりょうやを睨みつける
いず「そのせいで私まで、てつやさん握手してください!!写真撮ってくださいって言われた....」
りょうや「撮ったの?結局...」
いず「..........撮った、めちゃくちゃママに寄せて頑張った」
いくら見た目が似ていたとて、中身は父よりのいず
母とは真反対の性格でもあるから大変だろうに.......
その点りょうやは難なく父親のフリをこなす
勘違いさせたままでは可哀想なのでたまに違います、とちゃんと伝えたりするが...圧に負けたときは仕方ない、といった感じでしている
父親にもその事は後でちゃんと報告しているし、別に良いよ...但し俺に似たその姿で俺がやらないようなことをしたら許さないからなと釘を刺された
いず「だから、今度からそうなったとき笑顔をすぐに返せるように練習中」
何せてつやのようにいつも笑顔、というわけでもないいずはてつやと思って近寄ってきた人たちに驚いて一瞬固まる
そして、プライベートのてつやって大人しくない?みたいなことを言われるとすぐさまニッコリ笑顔を見せててつやのように話す
てつやのように話すことは簡単だ、ただどうしても笑顔を浮かべられない
いず「一応、ママに迷惑はかけたくないから....」
りょうや「あんま母さん気にしてないと思うよ?」
いず「...........顔の筋肉がヤバい」 りょうや「ずっと笑顔浮かべてたもんな、休めば....?」
いず「どうやったらお兄ちゃんみたいに永遠とアホ面浮かべられるのかな.....」
りょうや「おい、喧嘩売ってんなら買うぞ....」








いず「.......いやぁどうも東海オンエアのてつやです」
りょうや「りょうです」
キャーと黄色い悲鳴で二人に寄っていくファンは数が多い
二人揃って苦笑いを隠しきれない
しばゆー「りょうくんたちと間違われてるけど良いのか?」
りょう「あー.....今更だけど、そんな間違うほどかな...?」
てつや『もし子供だってバレたらどうしよう....そっちが心配だなぁ、上手いタイミングですり替わろう...』
りょうや『笑顔、練習しといて良かったな...』
いず『そうね、活きたわ...でも顔中痛い....』
練習の結果、笑顔を浮かべる度微かな痛みを感じるようになったのでより笑わなくなったいずである