第37話

episode37
881
2019/08/24 16:53
その後、だいちくんとHAPを出て。
近くのスーパーに来た。
今日は沢山買いそうだから、
カートにカゴを2つ乗せた。
カートあまり好きじゃないけど、
手で持つよりマシかなって思っていると。
だいちぃ
だいちぃ
あなたちゃん、カート貸して。
おじさん腰が痛いから、
カート助かるんだよね。
あなた

そうなの。なら、あげる。

だいちぃ
だいちぃ
ありがとう。
だいちくんのこの行動は、
本当に己のためなのか、
だいちくんなりの心遣いなのか。
多分、後者かな。
あなた

やっぱり、みんな優しいね。

だいちぃ
だいちぃ
何の話?
あなた

なんでもない。ほら、
材料買いに行こ!

だいちぃ
だいちぃ
うん。
野菜コーナーから見て回って。
唐揚げ用の肉も買った。
あなた

こんなもんかな。

だいちぃ
だいちぃ
唐揚げの他にも何か作るの?
あなた

うーん。だいちくん何か食べ
たいものある?連れてきてくれた
お礼にリクエストにこたえてあげる。

だいちぃ
だいちぃ
え、ほんとに。
だいちぃ、うれちぃ。
あなた

だいちぃ、可愛い。

だいちぃ
だいちぃ
え、ほんと。ありがとう。
あなた

で、何が食べたい?

だいちぃ
だいちぃ
じゃあ、オムライス。
あなた

チョイスまでかわいい。おっけい。
じゃ、卵とケチャップとベーコン買わなきゃ。
あと、お米。はじめくんの
家に炊飯器置いて欲しい。

だいちぃ
だいちぃ
それは、はじめに言って。
多分あなたちゃんがお願
いしたら買ってくれるよ。
あなた

そうかな。ま、卵買いに行こ!

だいちぃ
だいちぃ
うん。
その後、ある程度の材料を買ってスーパーを出た。
HAPに着くと、たなっちやトマトくんや
やふへゐくんはお昼ご飯を食べていた。
トマトくん
トマトくん
先、食べてます。
たなっち
たなっち
だいちくんの分も買って
来たんで安心してください。
やふへゐ先生
やふへゐ先生
うめぇー。
だいちぃ
だいちぃ
いや、僕もあなたちゃんの手料理食べるか
ら。有難いんだけどカレー要らないです。
たなっち
たなっち
え、そうなの。うわー。
じゃあ、俺がついて行けばよかった。
やふへゐ先生
やふへゐ先生
本当だよ。
トマトくん
トマトくん
全然罰ゲームじゃなかったッスネ。
たなっち
たなっち
むしろご褒美。
なんて話しながらみんなカレーを食べた。
私はキッチンに立って、長い髪を後ろで
縛ってから料理を始めた。
やふへゐ先生
やふへゐ先生
このカレーどうします?
たなっち
たなっち
後で、たて面来るらしいから。
プレゼントすればいいと思う。
トマトくん
トマトくん
たて面残飯処理やん。
だいちぃ
だいちぃ
いや、これは優しさ。
ほら、食費浮くし。
たなっち
たなっち
確かに。
いや、結局は残しものやん。
って、思いながら料理を進めた。
唐揚げを揚げていると、油がはねて。
私の指に当たった。
あなた

アツッ。

やふへゐ先生
やふへゐ先生
え、どうしたの?
あなた

油がはねただけで、
大したことないので大丈夫です。

私がそう言うと、みんなは安心した顔をして。
話を再開した。
けどトマトくんは席を立って、冷蔵庫を開けて。
私のところに来た。
トマトくん
トマトくん
冷やさないと。
あと残っちゃいますよ。
そういって、私の手をとって、
湿布を貼ってくれた。
あなた

トマトくんって絶対育ち良いでしょ。

トマトくん
トマトくん
そんなことないですよ。
あなた

ありがとう。唐揚げ多めに作った
から、お礼に少し分けてあげる。

トマトくん
トマトくん
ほんとですか。やったー。
トマトくんはそう言ってガッツポーズをした。
そんなに喜ぶことじゃないと思うけど。
なんか、かっこいい時と可愛い時のギャップが。
最高すぎる。
なんて思いながら、料理を進めた。

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