第14話

episode14
1,152
2019/05/05 06:17
-----You Side-----
入学式の後、車で連行されて。
着いたのはお寿司屋さんだった。
それも、今まで来たことないくらい高い雰囲気。
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
あなた、大学入学おめでとう!
たなっち
たなっち
おめでとうございやす!
やふへゐ先生
やふへゐ先生
おめでと。
トマトくん
トマトくん
おめでとうございます。
だいちぃ
だいちぃ
おめでとう。
けんすけ
けんすけ
おめでとー↑
あなた

ありがとうございます。

はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
遠慮しず食べてね。
私は目をキラッキラにして。
大好物を口にした。
今まで食べてきた物とは全然違って。
感動しかない。
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
今日はどうだった?
あなた

誰も何も言ってこなくて。
安心した。

けんすけ
けんすけ
ま、何かあったら俺が居るっかんね↑
いつでも連絡してー↑
あなた

じゃ、LINE教えて欲しいです。

けんすけ
けんすけ
おっけー↑あと、タメでいいから。
その方が俺も嬉しい。
あなた

わかった。

フルフルでLINEを交換して。
LINEの友だち欄にははじめくんとけんすけさんが。
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
ついでだし、畑みんな追加したら?
あなた

皆さんがいいなら。

たなっち
たなっち
もちろん。
やふへゐ先生
やふへゐ先生
寧ろ交換したい。
だいちぃ
だいちぃ
僕も。
トマトくん
トマトくん
僕もしたいです。
という事で、みんなと交換した。
どんどん畑に馴染んでいって。
幸せだけど、少し怖くなる。

色々な話をしながら、ご飯を食べた。
帰る頃になって、誰が支払うかの話になった。
たなっち
たなっち
え、ここははじめさんでしょ。
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
いや、じゃんけんにしよ。
あなた

はじめくん、お母さん
の管理が厳しいからね。

はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
そうなんですよ。
あなた

課金を抑えればいいだけだと思うけど。

はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
いや、課金は悪い事じゃないから。
俺のおかげで儲かってる企業があるから。
あなた

程々ならいいんだよ。

やふへゐ先生
やふへゐ先生
あなたちゃんお母さんみたいですね。
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
俺のmommyと仲良しなんですよ。
だいちぃ
だいちぃ
それで、どうするの?
たなっち
たなっち
やっぱりじゃんけんが平等ですよね。
なんて言って、みんなジャンケンを始めた。
残ったのはやふへゐ先生とだいちくん。
私はすこし、思うところがあって。
さっき言われた事を実行した。
あなた

やふへゐ先生!

やふへゐ先生
やふへゐ先生
え、はい。
え、何?
あなた

だいちくん。お寿司苦手なのに。
私のために無理して来てくれたんだし。
それなのに支払わされるの可哀想です。
今日は、払っていただけませんか?

やふへゐ先生
やふへゐ先生
あなたちゃんがそう言うなら。
たなっち
たなっち
デレデレやんけ。
トマトくん
トマトくん
あなたちゃんの力すごいですね。
だいちぃ
だいちぃ
ありがとう。あなたちゃん。
あなた

いえ。いつもお世話になってるので。

だいちぃ
だいちぃ
あなたちゃんめっちゃいい子。
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
だいちくん。今更すぎ。
あなたは本当に小さい頃
からピュアないい子だから。
あなた

そんなに褒めなくていいよ。
ほら、帰ろー。

けんすけ
けんすけ
やふへゐさん。ごちでーす↑
やふへゐくんには悪い事したけど。
まぁ、楽しかったな。
今度私に出来ることがあったら手伝おう。
そう思った。
今日は、そのまま家に送って貰って。
ぐっすり眠った。

プリ小説オーディオドラマ