第33話

episode33
871
2019/07/21 08:13
しばらくすると、葵くんが目を覚ました。
申し訳なさ過ぎて、謝る事しかできない。
あなた

葵くん。大丈夫。

葵
うん、大丈夫だよ。
ずっと、横にいてくれたの?
あなた

今、空きだし。私のせいだから。
本当にごめん。あと、
助けてくれてありがとう。

葵
気にしなくていいよ。
あなた

私が叩かれるのは、私のせいだし。
今度からは助けてくれなくていいよ。
葵くんを巻き込みたくないから。

葵
さっきも言ったけど、幼馴染と仲良くて
何が悪いの?つまり、あなたさんが叩か
れる理由ゼロ。だから、俺は助けるよ。
あなた

優しすぎだよ。

葵
そんな事ないよ。
あなた

葵くん、今日午後暇?

葵
うん。なんで?
あなた

はじめくんと会って欲しい。
今回の事もだし、これからの事も
含めて話し合わないと気が済まない。

葵
わかった。空けとくね。
その後、私達は2限目を受けてから。
はじめアミューズメントパークに向かった。
でも今日は、そっちじゃなくて家の方に用がある。
もちろん。はじめくんにも許可はとった。
さすがにね。知らない人を
勝手に連れていく訳には行かないし。
あなた

入っていいと思う。

葵
お邪魔します。
2人でリビングまで行くと、はじめくんが
けんすけくんと話しながら編集をしていた。
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
あ、あなた。いらっしゃい。
けんすけ
けんすけ
あれ、前会った子だ↑
あなた

私は今から、お2人に説教します。
そこに正座しなさい。

結構真面目なトーンで、驚いた2人は直ぐに正座をした。
別に、そこまでしなくてもいいんだけど。
あなた

まず、けんすけくん!
数日前の事はじめくんに伝えたでしょ?

けんすけ
けんすけ
え、うん。
あなた

それで、はじめくんは、
それを動画にあげたでしょ?

はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
え、あげた。え、なんで。
あなた

そしたら、今日。
前の子達に呼ばれて。
殴られそうになりました。

けんすけ
けんすけ
え、大丈夫だった?
あなた

隣にいる葵くんが助けてくれた。
けど、葵くんが怪我した。

葵
僕の事は気にしなくていいよ。
あなた

私のこと思って上げてくれたのは
わかってる。それは感謝してる。けど、
はじめくんは影響力があるんだから、
もっと後先考えて行動して欲しかった。

はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
ごめん。あなたの事になると。
何も考えれなくなって。
はやく何とかしないとって。
確かに何も考えてなかった。
あなた

私はいいよ。
葵くんに謝って欲しい。

はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
ごめん。それと、
あなた助けてくれてありがとう。
葵
いえ、そんな。大丈夫です。
あなた

じゃ、この話は終わり。
私、HAPに行ってくる。
葵くんもくる?

葵
うん。でも、先行ってて。
あなた

分かった。

私は、葵くんを置いて。
1人でとなりのHAPに向かった。
----Hajime Side------
良かれと思ったこと。
でも、それが裏目に出て、
あなたを傷つけかけたなんて。情けない。
いつもなら炎上しないようにって、
後先考えてるのに。
今回は、早くしないと事件が怒るかもって。
それだけで上げた後の事なんて、
考えてなかった。
反省をしていると、あなただけが隣に行って。
何故か葵くんだけが残った。
葵
あの、僕あなたさんの事好きなので。
これからも僕が守るので安心して下さい。
では、お仕事頑張って下さい。
それだけ言い放って、葵くんはHAPに行った。
いやいやいや、むしろ安心出来ないから。
常に隣にいる男に勝てるわけないじゃん。
うわ、終わったわ。
なんて思ってるとけんすけが肩をポンポンとしてきた。

プリ小説オーディオドラマ