☺︎ 伊東side
猪狩「ああ伊東、またほっぺたにクリームつけてるやん」
『ん?』
猪狩「もう、どんな食べ方したらこんなとこにつくんだよ」
『えーどこー』
ペロッ
えええ猪狩さん???
いま何しましたかあなた
『え?!あ?!うん?あ、ありがとう!』
猪狩「ん?どうした?顔赤いぞ~」
『なっ、んでもない!』
実はいま、ガリさんと久しぶりのデートで原宿に来ております
ほーんと、どんな食べ方したらほっぺたにクリームなんてつくんでしょう(?)
え?なに食べてるのって?
クレープよクレープ❤︎
ほんとは食べ歩きしたいのに、ガリさんは
「伊東すぐ服よごすからだめ!」って言うんだもの、、泣
道の端っこで食べてますよ←
トントン
ん?
ふりかえると高校生くらいの男の子が2人後ろに立ってて、、
男「あ、あのっ、いとちゃんですか?」
『はい!伊東あなたです!』
男「俺たち、ファンなんです!」
オトコ「握手してもらってもいいですか!?」
『ほんと!?ありがとう』
手を差し出す
男「はあぁあ、やべえ、俺もう手洗えない」
オトコ「あの…僕たかとっていうんですけど、あだ名つけてもらいたくて」
『全然いっ……』
!? ガリさんの手が口に…!?
猪「よくないです、ごめんなさい」
『ちょ、、、え??』
急にスピード出すもんだから、
びっくりしすぎてなにがなんだか…
猪「妬いたの。ファンの子でもほかの男のしかも知らない人の名前呼んでほしくない」
なんてうつむきながら言うから、
怒られるかなとか思いながらものぞきこんで
『そんなにわたしが大好きかあ~?』
って言ってやった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。