第10話

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2020/09/25 09:00
□side

大きな傘の下でシートを敷いて荷物を置いた

□「早く行こうよ!」

▽「やっぱやめない?おれ心配だよ……」

□「大丈夫!」

♡「あれ?慶ちゃんじゃん!」

□「あっ!ゆうや!」

〇「まっすーたちもデート?」

▽「ま、まぁ……」

〇「室内じゃないからのり気じゃないって感じか」

▽「まぁね」

□「だから大丈夫だって!」

▽「で、でも……」

♡「あっ、もしかして慶ちゃんも人間になったの?」

□「そんな感じ!」

▽「人間になれるのか?」

〇「えっ、まっすー知らなかったの?」

♡「知らずにやったんだ!」

▽「何をやるの?」

♡「それは……」

□「あーーーーまっすー早く泳ぎに行こう!」

▽「うん?」

□「ゆうや、まっすーには内緒にしててほしいんだけど……まだ人間じゃないんだ((こそっ」

♡「えっじゃあ死んじゃうじゃん((こそっ」

□「ちょっと日に当たって、すぐ影に行くから大丈夫だよ!((こそっ」

♡「うーん((こそっ」

□「お願い!まっすーに楽しんでほしいんだ((こそっ」

♡「わかった((こそっ」

▽「小山〜まだ〜?」

□「今行く〜」

影から出ると

□「うっ……暑い……けど我慢……」

▽「流れるプールに行くか!」

□「う、うん……」

♡「慶ちゃん大丈夫?((ボソッ」

□「コクッ」

数分後

□「はぁはぁはぁはぁ」

〇「小山人間になったんじゃないんかよ!」

♡「慶ちゃん影行こう」

□「だい……じょう、ぶ」

▽「小山!」

□「や、だ……まっ、すーと、はぁはぁ遊ぶ……」

▽「ねぇ言うこと聞いてよ、わがまま言わないで!」

□「っ……」

プールから出て影に移動した

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