この度は
『神は僕達を見捨てました』
を最後まで読んでくださりありがとうございました!
作者の✨舞✨です!
確かこの作品は初の短編集だったと思います。
(昔のことなので記憶が曖昧…)
何度も休載にしたりして本当に申し訳ないことが多いですが、何とか完結に持っていくことが出来ました!
話としては神に見捨てられた天使ことノエルが同じく神に見捨てられた死神ことザクを連れて一緒に人間観察をするってところから始まりました。
神に見捨てられた少年少女の願いを"黒い彼岸花"を通して叶えていくわけですが……
まぁ、結末がハッピーだったりアンハッピーで…
願いとか復讐って叶っても"幸せ"になれないことがあるんだなー…と書きながら思いましたね。
逆に願いが叶ったせいで不幸になったのに、それでも最後は"幸せ"になれることもあるんだとサオリちゃんの話を書きながら思いました!
「もっと"幸せ"になろうよ!」
…なんてこと、たまに聞くじゃないですか。
あとはあまり感情を表に出さないと、
「何をする時に"幸せ"を感じるの?」
「今、"幸せ"じゃないの?」
…的なことも僕の場合はよく聞かれますね。
まぁ、人それぞれなんですけど僕からしたら「何言ってんだ、こいつ」状態ですw
本当に人それぞれで意見は色々ありますが、僕の考えだと「"幸せ"を感じたらそれ以外の時は"不幸"だと言ってるようなもの」だと思っています。
つまり、【"不幸"を感じない時が"幸せ"】です。
僕のプロフィールの最初の方に書いてあることに繋がるんですけど、"幸せ"って"不幸"を感じた時に気付くものだと僕は考えてます。
当たり前な日常こそが"1番の幸せ"。
たまに起きる嬉しいことが"小さな幸せ"。
身近なところに"幸せ"って溢れてるものですw
最初は僕も馬鹿みたいにいつも「幸せになりたーい」とかほざいてたんですけど、ホラー小説を書くようになってから登場人物に起きる非日常的なことを見て「幸せって感じないほどの当たり前の日々こそが幸せなんだ」っていうことに気が付きました。
だから、"幸せ"を知らないノエルはナツと過ごしていた日々こそが"幸せ"だったのに、気付けずに今もずっと人間観察をしているんです。
ナツの願いを叶える為に残されたノエルはどうすればいいのか…答えは『ナツがいなくなったことが"不幸"だと知る』だと思います。
残念ながらいろんな願いを叶えてきたノエルですが、ナツの願いだけは永遠に叶えられないでしょうね。
ナツと一緒に過ごした日々こそがノエルがずっと探し続けている"幸せ"ですから。
……何かここまでを自分で読み返すとかなり恥ずかしいことを連発して言いましたねw
ま、まぁ、そこら辺は気にしないことにしますw
僕が考えていた話としてはこれにて完結となります!
ですが、神に見捨てられたノエルの終わらない人間観察は続いています。
このあとがきでも少年少女達の話でも良いので、
「こんな少年(少女)が読みたい!」
というリクエストがありましたらコメントしていただけたらそのリクエストに沿って人間観察します。
もしあれば気軽にコメントくださいw
それでは、改めて「神は僕達を見捨てました」を最後まで読んでくださりありがとうございました!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!