今日は、近くの浜辺で花火大会があるから、はじめと行く予定!
ゆうきははじめの実家にあずけているから、二人きり…
あとで畑メンバーと合流する予定だから、それまで…
はじめ「じゃあ、あとでね」
浴衣の着付けやメイクなど、全部やってくれるというお店にいって着替えた。
店員「はい、お疲れ様でした。デート、楽しんでくださいね💕」
あなた「はい…///」
カーテンが開いて、はじめと対面。
はじめ「…!!」
あなた「な、なに?なんかついてる??」
はじめ「ううん、あなた…似合ってる、似合ってるよ!!」
あなた「あ、ありがと…///」
はじめ「わー、照れちゃって〜」
あなた「うるさい…でも、はじめも似合ってる…か、かっこいい…」
はじめ「だろ〜??おいら、かっこいいから!」
あなた「自分で言うのねww」
…こんな会話をしながら、祭り会場についた。
当然、超人気YouTuberが隣にいるので、たくさんのリスナーさんが声をかけてきた。
リスナーさんにかまってたら時間がなくなっちゃうなぁ…
と、おもっていたら…
はじめ「うんうん、ありがとう、見てくれてるんだ!…でも、いまはごめんね、
おいら、あなたとラブラブデートだから。」
などと言い、優しくリスナーさんに対応した。
…さすがはじめ。
屋台で、射的や金魚すくい、ヨーヨー釣りをしたりして遊んだ後は、
たこ焼きや焼きそばなど、美味しい料理を頬張った。
そのあと、私が大好きなりんご飴を買って、いよいよ花火が打ち上がる時間となった。
ヨーヨーをさげ、りんご飴を持っている手と逆の手は、はじめとつながっている。
ひゅ〜…どーん!!
はじめ「…はじまったね」
あなた「うん…」
はじめ「…あなた」
あなた「ん??」
チュッ……
あなた「っ…」
はじめ「っはぁ…///…」
あなた「…///」
はじめ「あなた、大好き…」
チュッ…
花火が次々と打ち上がり、みんなはそれに釘付けだけど…
このときの私は、花火なんて視界にないっていなくて…
ただ、はじめとのキスに溺れていた…
そんなとき…
たなっち「はじめさん…よく人前で…///」
トマト「そーっすよ…///」
やふ「見せつけてくれちゃってww」
はじめ「えぇ!なんでいるの!?」
だいちぃ「なんでって、この時間にこの場所集合って、言いましたよ?」
はじめ「え、もうそんな時間!?」
たなっち「イチャイチャするのは、家でしてください…///」
はじめ「ごめんw」
やふ「…あなたちゃん、顔がタコみたいに真っ赤だよ?ww」
あなた「…みないで下さい…///」
このあと、みんなで花火を見て帰りました。
そして帰ってあとはー…///
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。