第29話

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2023/10/08 07:25


ぐ~~~~~!







グク
グク
お腹すいた


2、3時間後に起きれたのか

それともそのまま1日たったのか


現実は後者だった



猛烈な空腹に叩き起こされた



グク
グク
い”っ!!


おもちゃでイカされまくった体は

分かりやすく悲鳴を上げていた




グク
グク
これ....//


ふと目線を下に落とすと

恐らく昨日、僕のナカで暴れていた

おもちゃが置かれていた




グク
グク
ほんと災厄...



ぐちゃぐちゃに床に落ちている浴衣を

拾い上げて素肌の上から着る




グク
グク
とりあえずご飯食べないと



ドアノブを掴んで扉を開けた



広い屋敷には物音一つなくて

少し不気味だった




階段の所まで行くと

奥の部屋から誰かの声がした




小さな女の子がいる部屋の隣

引き寄せられるようにドアの前まで来た



グク
グク
え....



ドアに耳を当てた時

僕は後悔した

まっすぐ台所に向かうべきだった



僕はピエロの犯行を聞いてしまった

まだ若い女の人の声とピエロの声が聞こえる




女の子
あ”っあ”っ
テヒョン
テヒョン
良い顔してる...



唸るような声が

ドア越しに聞こえてくる



でも、もっと驚いたのは



女の子
もっと刺して、刺してっ!
テヒョン
テヒョン
いいよ
女の子
い”っやぁあ!!



女の人が自分から求めている声がした



刺されたのかその後すぐに悲鳴が聞こえる

腰が抜けてその場に座り込んでしまった


それと同時に床がドスッと音が鳴る






テヒョン
テヒョン
ごめん、起きちゃったみたい



テヒョンさんがこちらに来るのが分かる

だけど足が動かない



女の子
やだ!早く殺してっ!!
テヒョン
テヒョン
動くなじっとしろ
女の子
うぅ....



女の人に向けられた言葉だろうけど

僕に言われたみたいで

逃げる気が無くなった




ドアが開いて

ほぼ抜け殻の僕が

テヒョンさんの前にさらされる




テヒョン
テヒョン
やっと起きたんだね



僕の目に写ったテヒョンさんは

裸で、左手に血まみれのナイフ



顔に目を向ければ

珍しくネックレスなんかしてた





グク
グク
ごめんなさい....
テヒョン
テヒョン
大丈夫、中においで



テヒョンさんに腕を引かれて

朝日で眩しい部屋の中に入る



そこにはぞっとする景色が広がっていた














ちょっとこれからグロいシーンが多くなります

タイトルにも⚠をつけたり

最初に注意書きしますが

苦手な方は控えるようにしてください





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