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2021/07/24

第4話

序章chapter3 任務完了
こたつ
こたつ
うぉっっ!ラッッ!!!
愛用の大剣を振りかざし、トロールへ正面から攻撃を繰り出すこたつ。
お頭トロール
お頭トロール
ふんっっっ!!!
その攻撃をいとも簡単に棍棒で受け止め、勢いそのまま振り下ろすトロール。
こたつ
こたつ
うらァっっ!!
地面に着地した瞬間にまた攻撃を繰り出すこたつ。
お互いに譲らない戦いをする。
モブ敵
モブ敵
ケケケッッ!!
そんなこたつの背後から手下モンスターがせまる。が。
タロー社長
タロー社長
やめとけって、危ねぇーぞ?
タロ社がそう言った瞬間。
こたつに襲いかかろうとしていた手下モンスターはタロ社が仕掛けた罠-トラップ-にかかり、地面に空いた穴に吸い込まれていく。
タロー社長
タロー社長
落とし穴の罠〜。ベタだけど結構キツイやろ?(笑)
その他にも漁師網の様な形の縄に囚われ、何処からか吹き出したガスにより眠り。と、バタバタと手下が倒れていく。
タロー社長
タロー社長
ウチのリーダーの邪魔すんじゃねぇよ!
それらは皆、タロー社長が仕掛けた罠だった。
こたつ
こたつ
さっすがタロー!!俺もやるぞ!!
ウォラッッ!!
お頭トロール
お頭トロール
ぐっっっ!?
自分の身長程もある棍棒を押しのけ、トロールの武具の一部を破壊する
お頭トロール
お頭トロール
っっこんのっっ!!ザコがぁっっっ!!
それに怒ったトロールが、怒り任せにこたつに棍棒を振り下ろす。が、怒りに任せた攻撃などこたつには簡単に避けることが出来た。
こたつ
こたつ
よっ。とっ!そんなんあたらんって!!
だが、敵の狙いはこたつではなかった



ーーーガラガラガラッッッ!!





こたつ
こたつ
!?……やばいっっ!!タロ社っっ!!
トロールが棍棒を叩きつけた衝撃より、落盤がおこり、崩れた岩がタロ社の元に降り注ぐ。
タロー社長
タロー社長
っっ!?……(やばいっ!避けきれん!!)
タロ社は襲いくる衝撃に備え、目を閉じた。









ーーーが。





タロー社長
タロー社長
………え。
来るはずの衝撃がこない。
恐る恐る目を開くと、そこには、フワフワと浮かぶ岩石があった。
タロー社長
タロー社長
……え?
こたつ
こたつ
はぁっ!?
お頭トロール
お頭トロール
な、何が起こっ……ぐおっっ!!
その浮かんだ岩石は敵のトロールへと降り注いだ。
タロー社長
タロー社長
え?何?何が起こったん?
こたつ
こたつ
俺が聞きたいわ…。
2人が困惑していると
ゑむ氏
ゑむ氏
おい!大丈夫か!?
音羽
音羽
怪我は!?
洞窟の奥から2人の女性が姿を表した。
その内の1人。ゑむ氏が能力で岩を操ったのだ。
タロー社長
タロー社長
おぉ、怪我は無いし助かったけど…。
え?もしかして捕まってた2人って君たちの事?
音羽
音羽
んん?確かに俺ら捕まってたけど…アンタら何もんや?
こたつ
こたつ
俺らはあみかって言う女の子に事情を聞いてここに来たんや!紫のローブの女の子にも会ってる。もしかしてその子の仲間か?
音羽
音羽
女の子…。それに紫のローブってennちゃんの事か?て言う事は2人は無事なんやな?
こたつ
こたつ
うん。ローブの子はちょっと怪我して気絶してたけど、大したことない。今は俺らの村で休んでるはずや。
音羽
音羽
そうか……よかった。
音羽が安心したのか、ふぅっ…。と息を吐く。
ゑむ氏
ゑむ氏
おい音羽。安心すんのはまだ早いみたいやぞ
タロー社長
タロー社長
こたつもな。
ゑむ氏、タロ社の視線の先。
岩の下からトロールが起き上がって来ていた。
こたつ
こたつ
……くそっ。しぶといな。
音羽
音羽
どんだけタフやねん。
お頭トロール
お頭トロール
ぐっっ……こんのォォォ…虫ケラガァァァァァ!!!!
怒り狂ったトロールが棍棒を振りかざし突っ込んで来る。
タロー社長
タロー社長
あっっと。…そこ、危ないよ?
タロ社が指を指した場所。そこにトロールが足を踏み入れたとたん。地面が沈んだ。
ゑむ氏
ゑむ氏
ふんっっ!!
お頭トロール
お頭トロール
ぬおっ!?グフエッッッッ!!
堪らずバランスを崩した所をゑむ氏の渾身の拳が炸裂する。
音羽
音羽
うぉりゃっ!!!
ーーーガゴンッ!!
武器を持つ手が緩んだ所を音羽が槍で薙ぎ払い、武器を払い落とす。
タロー社長
タロー社長
こたつ!!!今や!!!
こたつ
こたつ
分かっとる!!!
せいやァァァァァァ!!!
こたつは剣に炎を宿し、全力でトロールに振り下ろした。
お頭トロール
お頭トロール
っあ、、がぁぁぁぁぁぁぁぁあっっっ!!!
その一撃にトロールは倒れ、その姿は霧となって消えた。

その様子を見ていた残党は散り散りに逃げていく。
こたつ
こたつ
うっっし!!任務完了!!
タロー社長
タロー社長
いやぁ〜。ひっさびさに楽しかったな。……ん?コレは?
タロ社がトロールが残したのであろうアイテムを拾い上げる。
タロー社長
タロー社長
なんやコレ?……モアイの置物?にしてはちょっと丸いし…。皆なんか知ってる?
拾った石像の様な物を見せるが皆首を振る。
こたつ
こたつ
うーん。まぁ、貰っとけばいいんちゃう?いつかまた役立つかも…。
タロー社長
タロー社長
そーやな。そーするわ。
そう言って、タロ社は自分の道具袋に石像を入れる。
こたつ
こたつ
…うしっ!とりあえず村に…って言いたいとこやけど、まずは2人。名前聞いていい?
タロー社長
タロー社長
あ、そういえば戦闘に夢中で自己紹介してなかったな(笑)。俺はタロー社長。こたつとは、まぁ、相棒みたいなもんやな。よろしく!
こたつ
こたつ
俺はこたつ!タローも言ってたけど相棒みたいなもんや(笑)よろしくな!
音羽
音羽
俺は音羽。
ゑむ氏
ゑむ氏
俺はゑむ氏。音羽と同じでローブの女…。ennちゃんの仲間や。よろしく。
こたつ
こたつ
おぉ!よろしくな!
んじゃ、村戻るか!
□□□
ーーーエマ村。食堂。
こたつ
こたつ
あみかぁ〜!帰ったぞぉ〜!
あみか
あみか
あ!こたつくんおかえりぃっ!!
帰ってきて早々に抱き合う2人。
あみかママ
あみかママ
こたつくん!タローくん!おかえりなさい!
ほんまにありがとうねぇ〜!
こたつ
こたつ
いえいえ!大丈夫ですよ!
何時もお世話になってますし!こんなん朝飯前です!
あみかママ
あみかママ
お昼まだやったよね?今日はご馳走するから
何でも好きなだけ頼んでね!タロ社もね!
あみか
あみか
あ!お姉さん達!
無事やったんですね!良かったぁ〜
こたつの肩越しに後ろに立っていた2人をみて駆け寄る。
ゑむ氏
ゑむ氏
おぉ、さっきの!
君こそ無事で良かったわ
音羽
音羽
怖かったやろ?もう大丈夫?
あみか
あみか
はい!大丈夫です!

…あ!そうだ!
お姉さん達の仲間の人、さっき目が覚めて、奥のカウンターでホットミルク飲んでるから行ってあげてください!
音羽
音羽
お!マジか!
分かったありがとうな!
ゑむ氏
ゑむ氏
行ってくるわ!
すれ違いざまにあみかの頭をぽんぽんと撫でながら奥のカウンターへ向かう2人。
enn
enn
コクコク…。ふぅ…。
暖かいミルクを飲み、息をつくenn。
そこに…
音羽
音羽
ennちゃぁぁぁん!! ガバッ!
enn
enn
うおっ!?びっくりしたぁ…、
ちょぉ〜こぼれるやん!危ないやろ!?
音羽
音羽
ぅ…ご、こめん…。(´•ω•`๑)シュン
音羽が駆け寄って抱きついた衝撃で零れそうになるホットミルクに気をつけつつ音羽に注意するenn。
ゑむ氏
ゑむ氏
おーおー、完全復活やないですかぁ〜
enn
enn
ごめんなぁ心配かけて。
でも2人も無事で良かったわぁ…
音羽
音羽
ennちゃぁん…スリスリ
enn
enn
あー。はいはい。ありがとう。ポンポン
背中に抱きついたままの音羽の頭を軽く撫でていると
タロー社長
タロー社長
よ!目、覚めたんだな!よかった!
こたつ
こたつ
もう大丈夫?
enn
enn
うん!大丈夫!
この子ら助けてくれたみたいで…ありがとう!
タロー社長
タロー社長
いやいや!俺らが着いた時にはもう2人とも逃げ出してたし!
こたつ
こたつ
そうそう!それにウチもあみか助けて貰ったし、お互い様や!
そう言って皆で笑いあった。
タロー社長
タロー社長
っと!そういえば君には自己紹介してなかったな!んじゃ、改めて…
俺はタロー社長。
ヘルメ王国のギルド【Glanz】にこたつと所属してる。今は俺らの故郷でもあるエマ村で用心棒してる。よろしく!
こたつ
こたつ
俺はこたつ。タロ社も言ってたけどギルドに所属してる、タロ社とは小さい時から相棒みたいなもんや。よろしく。
enn
enn
アタシはenn。ギルドとかには所属してないんやけど色々と依頼を受けて仕事してる。よろしくね。
こたつ
こたつ
おぅ!皆よろしくな!
あみか
あみか
おーい!みんなー!
ママが今日はここでご飯食べて行きなって!呼んでるよー!ご馳走にするわー!って張り切ってる(笑)
タロー社長
タロー社長
お!まじか!行こーぜ皆!
こたつ
こたつ
腹減ったぁ〜
あみか
あみか
ほらほら!お姉さん達も遠慮せんといてください!今日はママがご馳走してくれるから!
enn
enn
えぇ、いいの?
あみかママ
あみかママ
全然OKよ〜!
あみかの事助けてくれてほんまにありがとうね!今日は好きなだけ食べてってね!……あ、でもennちゃんは起きたばっかやから程々にね!
enn
enn
あ、はぁい(笑)
ありがとうございます!
音羽
音羽
おぉっ!めっちゃ美味そう!
ゑむ氏
ゑむ氏
俺もお腹空いたわぁ
こたつ
こたつ
おっしゃ!はよ食べよ!
いただきます!!
全員
いただきます!!!
タロー社長
タロー社長
そーいえばさぁ、
ennちゃん達は何であんな森の中におったん?
こたつ
こたつ
確かに。あみかみたいに薬草取りに来たわけじゃないんやろ?
enn
enn
あぁ…実は…
飲んでいたスープを飲み込み、ennが口を開いた時。




ピィーーーーッ。







食堂の窓の外で鷹の鳴き声がした。
タロー社長
タロー社長
あれ…?こたつ〜「伝令鷹-でんれいたか」や、ちょっと見てくるわ
タローが窓を開けると、鷹がタローの右腕にとまる。その脚に付けられている通信筒から手紙を取り出した。
タロー社長
タロー社長
え、ギルドからの伝令や。
その差出人の名前を見て驚く。まだ腕にとまっている鷹の頭をひと撫でするとそれが合図かの様にまた空へと飛び立った。
タロー社長
タロー社長
こたつ!ギルドからや!
こたつ
こたつ
え?ギルドが直々に?
なんやろ…
タローが手渡した手紙をこたつは早速読み始めた。



「-こたつ、タロー社長殿-


やぁ、久しぶり。でもないか
君たちの活躍は王都にも届いているぞ
そして、そんな君達の力を貸して欲しく、
こうして直々に手紙を書いている。
最近、君たちの村の近くで盗賊団が罪のない
村人や木こりを襲う事件が増えている。
そしてどうやらその盗賊団の根城が君たちの
村からそう遠くない、岩場の洞窟にあるとの
情報を得た。2人にはその洞窟へ向かい、
盗賊団討伐をしてもらいたい。

その際、君たちも知ってるとは思うが
我がギルドの武器の要であるドワーフの村の
家宝。メコイスの像がその盗賊団に
奪われたとの情報も入っている。
どうかその像を取り返し、ドワーフの村に 届けて欲しい。頼んだぞ。」

-ギルド隊長-
こたつ
こたつ
…………。なぁ、これって
タロー社長
タロー社長
うん。さっき討伐したトロールの盗賊団やな
手紙を読み終えた2人は顔を見合わせ
こたつ
こたつ
ぶっっwwははははっっっ!!!
タロー社長
タロー社長
ふっwくははははっっっ!!!
enn
enn
え?(笑)
ゑむ氏
ゑむ氏
なんやこいつら(笑)
こたつ
こたつ
あーー、ゴホッゲホッ、しんどw。
まさか伝令が後になるとはw
タロー社長
タロー社長
解決した後に依頼かw
なかなかの奇跡やw
こたつ
こたつ
後はドワーフの村に届けるだけやな
音羽
音羽
え、待って今なんて?
こたつ
こたつ
ん?後はドワーフの村にこの像を届けるだけ…
enn
enn
え、こたつ達もドワーフの村行くん?
タロー社長
タロー社長
え?てことはennちゃん達も?
enn
enn
うん。この前の依頼でゑむ氏の武器が壊れてしもてね。新しく買うのもよかったんやけど、どうせならドワーフの村に行って、作り替えてもらおうと思って。
ゑむ氏
ゑむ氏
で、その途中であみかに会ったんや
タロー社長
タロー社長
なるほどなぁ〜。こんな偶然あるんか(笑)
こたつ
こたつ
じゃぁさ、俺らと一緒に行こや
タロー社長
タロー社長
お!それいいな!
enn
enn
え、いいの?…アタシは全然いいけど2人はどう?
ゑむ氏
ゑむ氏
俺は全然OKよ。楽しそうやしな
音羽
音羽
俺も!
こたつ
こたつ
じゃあ!決まりやな!
じゃあ、明日の朝。早速出発しよ!
全員
おーっ!!
皆は楽しい時間を過ごした。



ーーそして夜が明けた。