第38話

東京の夜。
97
2020/03/29 12:46
ハナは初めて

ヒロミの東京のマンションにお邪魔した。







東京タワーが一望出来るタワーマンション。

すごいお部屋だった。



Hana
Hana
うわぁ〜!すっごいね!
Hiromi
Hiromi
あはは。
ヒロミはハナの反応がとにかく可愛く思えた。
Hiromi
Hiromi
夜はここでケータリングしてもいいし、
どっかおいしい物食べに行ってもいいし。
どっちがいい?
Hana
Hana
ん〜どっちもいいけど…



ここでゆっくりもいいな♡
Hiromi
Hiromi
ふふふ。
じゃぁ、明日は朝から出るから…


ゆっくりしよ。
Hana
Hana
…うん♡
2人は見つめあってkissをした。






そのまま2人は

甘い甘い時間を過ごした。

Hiromi
Hiromi
ハナー?
Hana
Hana
んー?
Hiromi
Hiromi
正直なところ…どんなきもち?
Hana
Hana
Hiromi
Hiromi
いや、
僕の前ではなんでも話して。

迷ってて困ってるならそれも聞きたいし、
本音を知りたい。
それで傷付くような歳でもないしなw
Hana
Hana
ひぃちゃん。。

私は…




本当の本当のこと言うと…





ひぃちゃんが好き。
Hiromi
Hiromi
そう。。なん?
Hana
Hana
うん。

コウキとは歴史が長すぎて
自分の気持ちがわからないのが
正直な気持ち。

ひぃちゃんを選ぶってことは
東京に住むってことで、
家族とも離れるし、、
環境がガラッと変わってしまう。
ひぃちゃんは有名人だし色々大変だしね。
Hiromi
Hiromi
そやな。
勇気いるよな、それは。
わかるよ。
Hana
Hana
自分の弱さだと思う。
コウキを簡単に捨てられない自分がいる。
両親もコウキと居ると
安心してくれるのは確かだし。

でもね。
たまにそんなこともうどうでもいっか!
て思ってしまう時がある。
ひぃちゃんといると…。
Hiromi
Hiromi
それは嬉しいよ。
Hana
Hana
ひぃちゃんが…







好き。
瞳を潤ませてヒロミが好きだと言うハナは

可愛くて愛おしくてたまらなかった。

ヒロミはそっとハナを抱き寄せた。
Hiromi
Hiromi
ハナ、大丈夫(^^)
悩んだ分だけ人は幸せになれるねん。
今のこの時間はハナの人生にとって
すごいは必要な時なんやと思うよ。
ヒロミの一言一言が

ハナの心を癒してくれる。





ヒロミの言葉は本当に優しい。






Hana
Hana
ひぃちゃんごめんね。
結局私、はっきりできてなくて…
Hiromi
Hiromi
謝らないの。





おいで。ハナ。
出た。
ハナの好きな…"おいで"。






ハナはヒロミの腕の中に飛び込んだ。

好きが溢れていた。
Hiromi
Hiromi
ハナ…
愛してる。
Hana
Hana
私も…







愛してるよ、ひぃちゃん。
Hiromi
Hiromi
愛してる。
もうそれだけでいいよ。


2人は何度も何度も愛し合った。







もう…離れたくない。

ハナは心の底からそう思った。


















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