第6話

再会。
143
2019/11/04 11:24
出逢った日にヒロミが送ってくれた場所に
迎えに来てくた。
Hiromi
Hiromi
お待たせ(^^)
Hana
Hana
こんばんは(^^)
ハナが車の窓から顔を覗かせた時、、、
ヒロミはその笑顔に、



一気に恋に落ちた。



なんとも言えない可愛らしさと
今まで感じた事のない愛おしい気持ち。
そして何より『運命』を強く感じた。


車内ではハナが楽しそうに話していた。

会うまでは緊張していたハナだが
ヒロミとの空気感がやっぱり心地よく
何を話しても楽しかった。


そんなハナの話をうんうん。と聞くヒロミ。
ハナの仕草や話すときの癖、
全てがヒロミには愛おしく感じていた。








Hana
Hana
どこいくの?
Hiromi
Hiromi
うん、まぁ適当に(^^)
Hana
Hana
うん♡楽しみ!
Hiromi
Hiromi
ふふふ。
こんなに穏やかな時間。
いつぶりだろう…

ヒロミは心地良さに浸っていた。
  


とはいっても、
ヒロミはTVで顔が知られた人。

一般人のように自由に
どこかに行けるわけではなかった。






あるレストランの個室に着いた。




Hana
Hana
うわぁ♡すごいね!
Hiromi
Hiromi
ごめんな。
周り気になってゆっくりできないかなぁ思って個室にしたけど、大丈夫?
Hana
Hana
ぜんっぜん!
すごく素敵♡
芸人さんって大変だね。
ありがとう(^^)
Hiromi
Hiromi
(かわいいなぁ。)
2人はその後
時間も忘れてしまう程
色んな話で盛り上がった。



今までの恋愛の話や生い立ちの話。


ヒロミは誰かに自分の事を
話すのはあまり得意ではなかったが、
不思議とハナには話していた。

Hiromi
Hiromi
ハナちゃんさ、彼氏いるんやんな?
どんな人?(^^)
Hana
Hana
うん(^^)
すごく優しくてツンデレな人だよw
Hiromi
Hiromi
へ〜
サキちゃんからすごい素敵な彼氏やって聞いたよ。
Hana
Hana
うん。すごく素敵(^^)
すごく理想に近い人。

ヒロミさんは?
Hiromi
Hiromi
いないよ。しばらくいないかな〜
Hana
Hana
え〜モテるのにね(^^)♡
ヒロミは切なさを感じていた。




ハナも実は違和感を感じていた。
コウキのことを聞かれた時に
少なくとも平気なフリをしていた自分がいた。




なんなんだろ?この気持ち…





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