ユンギオッパに言われた通り



少し早めに会社に到着した私は



昨日と同じ部屋のドアを、恐る恐る開く











暗い室内は昨日と違ってシーンと静まり返り



まだ、誰も来ていないことは明らかだった

時計を見るとまだ7時前。



朝のジニとの事で頭がポーッとしてて



全然考えないで出てきちゃったから、、

今日のジニとのキスを思い出して



顔がボッと熱くなる











あんなに自分から求めて、気持ちよくなった挙句



もっと欲しいと願うなんて…



考えるだけでも顔から火が出そうだよ










やっぱり私…どんどん飢えの感覚が



強くなってない？











このままどんどん酷くなってしまったら



私、どうなっちゃうの…

自分の行く末に恐れ慄いた私は、頭を抱える

低く冷静な声が降ってきて思わず顔を上げると



ユンギオッパがドアに寄りかかりながら



こちらを見ていた

ユンギオッパに言われて気づいたけど



薄暗い中、1人で頭抱えてる奴とか



相当怪しいでしょ、、











幸い、オッパの口角が上がっているところを見るに



気持ち悪がられてはいないみたいで安心した













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