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第53話

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3,233
2022/02/11 11:58





ユンギ
ユンギ
それで、まずは確認だけど
ユンギ
ユンギ
あなたは異性の精気を取り込んで生きる
ルアーなんだよな?
(なまえ)
あなた
………はい。
(なまえ)
あなた
正確には半分、ですけど
ユンギ
ユンギ
あぁ…両親のどっちかが?
(なまえ)
あなた
はい。母がそうなんです
ユンギ
ユンギ
そうか
ユンギ
ユンギ
ルアー同士の…なんて
今は無いに等しいだろうからな











オッパの言う通り











ルアー同士でも子供を成すことは出来るけど



そもそも数が少ない上に男性のルアーは殆どいない



それに…香りに反応するのは人間だけ











だから必然的に、ルアーは



人間と結ばれる事が多いみたい












ユンギ
ユンギ
俺も実際ルアーに会ったのは
ユンギ
ユンギ
あなたが2人目だ
(なまえ)
あなた
えっ?!
(なまえ)
あなた
じゃあ…前からルアーの事…?
ユンギ
ユンギ
そうだな…










ユンギオッパは少し眉を顰めると



もう一度、私に視線を合わせる









ユンギ
ユンギ
これから話すのはあなたにとって
あんまりいい話しじゃない事もある
ユンギ
ユンギ
それでも…いいか?
(なまえ)
あなた
ッ…………









"いい話じゃない"



そう聞くとつい尻込みしてしまうけど











少しでもこの得体の知れない力を知る



ヒントになるなら











(なまえ)
あなた
はい、大丈夫です。
(なまえ)
あなた
だから…教えてくれませんか?
ユンギ
ユンギ
分かった









ユンギ
ユンギ
俺がルアーの事を知ってたのは
ユンギ
ユンギ
俺の 祖父(ハラボジ) のおかげなんだ
(なまえ)
あなた
ユンギオッパの…お祖父さんですか?
ユンギ
ユンギ
あぁ…









ユンギオッパは懐かしむように



昔の話をしてくれた











ユンギオッパのお祖父さんには



近所で仲の良い、友人夫婦がいたんだけど











その友人夫婦の奥さんが、ルアーだった












ユンギオッパも何回か会った事があったみたいで



その度に香る、バニラみたいな甘い香りに



子供ながらに、心がそわそわしていたみたい












だけどある時からぱったり



その香りがしなくなった事に気づいた










(なまえ)
あなた
それって…!
ユンギ
ユンギ
2人には、子供ができたんだ










ルアーが、人間として生きていける唯一の方法



それが… "愛する人と結ばれて子をなす事"











その理どおり



夫婦の間に、新しい命が誕生してからは



甘いバニラの香りは無くなってしまった













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