隼「じゃあー次4回目!」
『いくよー』
《王様だーれだ》
亜「ニヤニヤ」
隼「あー、これ完璧亜嵐くん王様パターンだよ」
玲「完全に狙ってるよね笑」
亜「んーとねー、あなた何番?」
『教える訳ないじゃん』
亜「えぇっ!なんで〜、龍友くんの時は教えてたのにぃ〜」
『龍友くんので学習したのっ!』
亜「教えてくれないとキスするよ?」
『ヤだけど、教えたらなんか負けた気がする』
亜「いいよ、じゃあキスするからー」
『やっぱり嫌っ』
玲「亜嵐くんめちゃくちゃあなたに嫌がられてる笑」
『…5番』
亜「よく言えました笑」
亜「じゃあ、5番が王様とベッドin!」
『絶対に嫌!』
龍「でもなー王様の命令は絶対やしなー」ニヤニヤ
『嫌なの!』
玲「あなた、頑張れ」
『玲於までそう言うの?』
玲「だって亜嵐くん拗ねると面倒なんだもん」
隼「あー、たしかに」
亜「いや、そこは否定してよぉ、」
『笑笑』
亜「あなた、笑ってないで早く行くよー」
『えっ!』
亜嵐くんに半強制的に寝室に連れて来られた
『痛い痛い、腕離して!』
亜「だって離したら逃げるじゃん」
『そりゃそうでしょ』
亜「別に離してもいいけどね、鍵掛けたし」
そう言うと手に持っていた鍵を窓の外に放り投げた
『え!亜嵐くん何してんの?』
亜「なにって、あなたが逃げられないように鍵投げたの」
『鍵投げたのは見てたからわかるけど…』
亜「自分の状況分かってる?今から喰われるっていうのに余裕そうじゃん」
『ちがっ…』
あなたが言い終わる前に
亜嵐の唇で
あなたの唇は塞がれてしまった
『…ん、っ、』
亜「ん、」
『ん、む、、むり』
苦しくなって胸板を叩いても
塞がれたままの唇
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!