第14話

記憶喪失
449
2020/02/20 14:47
そしてある日の朝
ガラガラガラ  



ドアが開く音がした
ゆか
ゆか
はるな!
遥菜
遥菜
ゆかさん、じゃなくてゆか‍?
そしてゆかの隣に立っていたのは
太輔
太輔
はるなちゃん‍?
遥菜
遥菜
あ、あの〜
ゆか
ゆか
はるな!この人が藤ヶ谷太輔さんだよ!
遥菜
遥菜
え、あーあの!その節はほんとにありがとうございます
太輔
太輔
ゆかちゃんちょっといい?
ゆか
ゆか
は、はい
そして、ゆかと太輔は部屋から出ていってしまった
私はかすかながらに聞こえた声に2人が何を話してるのか
そして、私も部屋を出て陰ながらに二人の会話を聞いた
ゆか
ゆか
あの、はるな、、
ゆか
ゆか
記憶喪失なんです
ゆか
ゆか
あの事故があってから
太輔
太輔
え、、
太輔
太輔
じゃあ俺の事も覚えてないの?
ゆか
ゆか
私のことも忘れてるくらいなので多分、、
太輔
太輔
そっか、、
遥菜
遥菜
え、私が記憶喪失‍?
遥菜
遥菜
なに‍?何がなんなの‍?
私は頭の中がパニックになってしまった
ゆか
ゆか
はるな‍?
遥菜
遥菜
なに‍?!なんなの!
遥菜
遥菜
分からない分からないよ
ゆか
ゆか
はるな!落ち着いて!
そのあとの記憶はない

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