江口「あなたちゃ〜ん!」
あなた『はひ!』
江口「コーヒーちょーだーい!」
あなた『はい!』
梅原「あなたおはよ」
西山「おはよぉ」
あなた『あっ! おはようございます!』
梅原「テキパキ動いてくれる家政婦さんはいいねぇ。」
西山「コラ梅ちゃん、そー言わないの、」
梅原「ほーい」
あなた『いえいえいえいえいえ!! 私なんかが役に立ててるならそれこそ本望ですよ!』
西山「あなたちゃんも、もっと自信もっていいのに……」
斉藤「そーだよぉ? あなたちゃんは可愛くていい子なんだからぁ」
ぽふっ
江口「あっ、壮馬、頭撫でると…」
あなた『へにゃぁ……』
バタッ
3人「「「え"っ」」」
江口「あちゃぁ……」
あなた『わがいっぺんにいっしょーのくいなし……』
江口「あなたちゃん死なないでぇぇぇぇ!」
梅原「いや、ちょっと違うしな」
私の前に突如現れた刺客
シェアハウスをしている推しを支えるために家政婦になれ!?
酒に酔って暴れる推し。
観葉植物を食べる花江さんとそれを諌める梅原さん。
ラジオを聞くと意外と後輩に人気者らしい梅原さん。
カレーを出すと子供みたいにはしゃぐ江口さん。
「意外と面白かったかも〜」とパチンコ帰りの西山さん。
河出の小説を持ってるのがバレて「表紙かっこいいでしょぉ」と酔って謎のドヤ顔をしてくる斉藤さん。
朝から良いお顔とお声で挨拶をしてくる推し。
夕飯を美味しいと言ってくれる推し。
そして頭を撫でて 殺し にくる推し。
私、(尊死しないで)生きて帰れるの!?
いや無理でしょ!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!