第13話

12話
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2021/09/08 05:46
「お姉ちゃんだけずるい!」
「お姉ちゃんだけなんで…くんと!」
「あんたはお姉ちゃんなんだから…に譲って」
「消えて。お姉ちゃん」
そんな誰の記憶かも分からない記憶を頭が過ぎり、目を覚ます。
保健室の先生「起きた?」
あなた「あ…はい。えーっと、ここは?」
保健室の先生「あなたの名字さんは授業中に倒れて、保健室に運んできてくれたの」
キーンコーンカーンコーン
ちょうどチャイムが鳴った
あなた「今、何限ですか?」
保健室の先生「今はもう帰りのホームルームが始まる時間ね」
ガラッと開く音がする
もふ「あなた、起きました!?」
保健室の先生「起きてるわよ」
あなた「あ、もふくん…」
もふ「大丈夫!?」
と焦りながら私の額を触る
もふ「熱は無いね大丈夫?」
あなた「大丈夫だよ!」
もふ「どうしていきなり倒れたの!?」
あなた「貧血かなぁ…?」
分からない…なんで倒れたんだろう
保健室の先生「紫野くんは運んできてくれたのよ」
もふ「ちょっ…!」
顔を真っ赤にするもふくん。
あなた「そ、そうなの!?」
もふ「違くはないけど…」
あなた「ご、ごめん!!重かったよね!?汗かいた後だから臭かった!?」
もふ「そんな事ないから!重くもない!軽すぎ!!のあさんに頼んでご飯の量増やしてもらうから」
あなた「え!?今の量でも精一杯なのに!!」
もふ「軽すぎだから!1日3食ごはん、3食お菓子!!のあさんも同じように生活してるし」
あなた「うぅ…はい」
保健室の先生「ほら、チャイム鳴るわよ。早く行きなさい」
もふ「ほんとだ。いくよあなた」
あなた「う、うん」
もふくんはベッドに座っている私に手を差し出し引き上げる

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