勇気は真面目な顔をして、話を進めた。
俺達が色々あって、付き合い始めたころに俺は本城さんに会ってたんだよ。
えっ!?
実は…あーなったのは本城さんの命令なんだよ。
うっ…そ。
あなたは衝撃で何も言えなくなる。
本城さんが、俺に言ったんだよ。
(回想)
お前っ…アイツのこと…
勇気は本城さんを殴ろうとするが避けられる。
何でよけんだよ!
お前は俺に殴れなくなるからな。
今から話すことを聞いたら。
は?
よく聞け。
アイツをボロボロにさせろ。
そして俺のもとへとアイツが帰れるようにしろ。
はっ?馬鹿じゃねぇの。
そんなこと…
蓮はニヤッと笑ってから耳元で話した。
守らねぇと、あなたの抱かれてる画像や動画やらを全部配信するぞ。
…っ!?
お前も見るか?アイツが俺の前で嬉しそうに泣く姿を。
ふざけんな、そんな…
お前の判断で、アイツの運命が変わるかんな。
勇気は悔しそうにしている。
覚悟が出来たら、連絡くれ。
一週間は待ってやるよ。
(回想終わり)
これで俺は本城さんに従うままに行動してたんだよ。
えっ…
あなたは混乱して、なんて反応したらいいか分かっていない。
ふざけんなっ!
そんなの俺だったら絶対やってない!
お前はあなたを守りきれなかっただけだろ!
人のせいにしやがって…
ごもっともです。だから謝りに。
違うでしょ…?
私にまだ全てを話してないよね?
それは…
尚登…いないほうがいい?
えっ?…でも
ごめん!帰って。
私は大丈夫だから!
分かった、何かあったら俺呼べよ?
うん!
尚登は心配そうに帰った。
じゃあ話して、全てを。
そしてどうしてここに来たかを。
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