第2話

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2019/06/08 21:57
『暑い..とける..』




鈴華「あなたおはよーってどーしたの!?溶けかけてるけどw」


『あ、鈴華おはよん』


私を見つけた瞬間苦笑しながらも窓際まで駆け寄ってきてくれる愛しの親友(笑)、鈴華


小柄でかわいい私の天使✨←


でも言うときにははっきり言う芯の強さも持っていて


とにかく自慢の親友


べた褒めしすぎかって?笑


そんくらい大好きなんだもん笑




『どーもしとらんよー?wただ暑いだけ笑』


鈴華「なら窓しめればいいのに笑」


鈴華がそういいながら窓を閉めかけるから


『あっっっ!!ちょっとまって!!』


鈴華「わっ!びっくりしたー!どうしたの?急に」


『お願いだから窓閉めるのはやめて!』


鈴華「え、だって暑..あ、そーいうことね笑」


窓の外をのぞきこんで納得する鈴華


鈴華「あなた相変わらず大倉先生大好きだねー笑」


校門の近くにたって爽やかな笑顔をふりまく一人の男の人


『今日もかっこいいな..』


鈴華「あ、聞いてないわこの子笑」


そう、私は大倉先生にリアルな片想いをしてる


入学式の日、教職員紹介で壇上にたつ姿に一目惚れした


それからはや一ヶ月弱


話しかける機会は..


未だゼロ


鈴華「いい加減自分から話しかけたら?顧問でしょ?」


そう、大倉先生は


私が所属する調理部の顧問(てか大倉先生目当てで調理部入った←)


食べるのが大好きらしくて


皆で作った料理を美味しそうに頬張ってるとことか 


すぅっっごいかわいいし!!


意外な一面が知れたりして



楽しいんだけど.. 



『だっていっつも誰かいるんだもん..近づけない..』


 
そう、大倉先生のファンはとてつもなく多いから



いつも周りには先輩たちがいて



近づくことさえ難しい




『元々生徒なんて眼中にないだろうしなー』



鈴華「んーそっか..」




『大人になりたいなー』

『先生に釣り合うくらいの大人に』

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