ん、あれ…………?
気づけば私は自分の家にいた。
それも制服を着たままだった。
私……いつ家に帰った?あれえ……?
それも何か口元が微かに薬臭いし、何故か全身汗だくだ。
おかしい、何かがおかしい……。
そう思っていると、私の部屋のドアが開いた。
あら、あなた起きたのね。大丈夫?
うん、私は大丈夫だけど……私どうしてここにいるの?
お母さんに聞いても分からないだろうとは思ったけど一応聞いてみた。
それが……私今日は珍しく仕事が早く終わって家に帰ったらまだあなた帰ってなくて……大丈夫かしらと思っていたら、沖田君……?って人におぶられて気を失っていたの。
沖田…………?え、うそ。やっぱり私気を失っていたみたいだ。でもなんで……?
何で気を失ったのかはアイツは知ってるのかな……
と呟いた。
急にだって。何の前触れもなく倒れたらしい。
…………そう。明日詳細を聞いてみるよ。もしかしたら何が原因かわかるかも。
そうね、今日はもう寝なさい。疲れて見えるよ。
そういうお母さんは私の何倍にも疲れて見えた。そりゃあ朝早くから夜遅くまで働いて生活支えているんだから。
お父さんはって?お母さんは遠くに出張しているとは言っているけど、それが嘘であることは今の私ならわかる。
お父さんは離婚してお母さんと私を捨てたってことを。
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- 青春・学園
余命3分
男装すれば全て良し
favorite 5,302grade 998update 2024/04/07 - 青春・学園
ぶりっ子のフリっておもろくね?
『及川さぁぁん♡かっこいいですぅ♡』 (女にキャーキャー言われてっからって調子こいてんじゃねぇぞゴラ!) 『キャー!岩泉先輩ナイスキー♡』 (うぉぉ!!今のすげぇ!!) 『国見くんサボっちゃ、めっ!だよ!』 (センター分けの癖にサボんな) この小説の参考等は受け付けておりません。ご了承ください
favorite 308,926grade 16,011update 2024/03/30 - 恋愛
ただ、貴方の背中だけを……
中学で観た兄の試合で、忘れられない人と出会った__。 振り向いてほしい。 悲しませたくない。 応えたい。 でもどうしようもなく、好き。 行き交う“好き”のキモチ。 貴女が最後に選ぶのは、変わらず彼……? それとも……。 甘酸っぱい、切ない、恋の行方____。 ✑☁︎︎序章編..2話~340話 ✑☁︎︎本編編..344話~764話 ✑☁︎︎最終章編..766話~ ・ ・ ・ ※落ち不明 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✁キリトリ✁ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんな事あらすじに書きたくないけど、パクリなどは絶対にやめてください。
favorite 570,445grade 15,961update 6日前 - 青春・学園
幼なじみじゃないとヒロイン無理ですか?【3z】
ヒロインってのはだいたい幼なじみか美人キャラ。でも、そうじゃなくたって... 「ヒロインに私はなる!」 ・2年生設定です ・神威、高杉同じ高校設定です ・現代パロです ・ネタバレあるかもです ・注意キャラ崩壊
favorite 1,949grade 491update 2024/04/16 - ノンジャンル
真選組には零番隊が存在するとか、しないとか…
本編前にチェックお願いします🙇🏻♀️ ※キャラ崩壊有り ※原作沿いが多め(セリフは作者の編集多め、時間バラバラ) ※ネタバレ注意 神「おぃ、くそサドォ。真選組の零番隊って何アルカ?」 沖「知らないねぇ。」 土「まぁ、どーせ援護係のことだろーよ」 神「お前に聞いてないネ、くそマヨラー」 土「ああ"?」 えっ、なんだこれ← start2022年7月18日
favorite 6,870grade 834update 2日前
が好きなあなたにおすすめの小説
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- ホラー
魔法少女スターターセット 𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡
「魔法少女スターターセットをあなただけに無料プレゼント!!」 とある日、こんなメールが届いた。 魔法少女?スターターセット??そんなものこの世に存在するわけがない。だって、魔法なんて誰にも使えないんだから。 ただのいたずらだと思っていたら、次の日の朝、スターターセットが届いていて…!? ※あまり、派手にはやらかしません(?)何かあれば💬まで。 表紙の箱が潰れているのは気にしないで下さい((
- 恋愛
僕とあの子、あの子と僕
難病を患った2人の恋 叶うか叶わないかあなたはどっちだと思いますか?
- ミステリー
最後の審判
同窓会をきっかけに、小学五年生の頃の記憶が蘇る。…記憶の中の自分達は、神と契約してこの地にとどまる怨霊を祓っていた。なぜ突然記憶が蘇ったのか。自分達には何ができるか。謎は、紐を解くように簡単ではないのである。 ミステリー、ホラー、コメディ、トラジティ。要素は様々。あなたはどう見る? 表紙、その他イラストは私 (チャプターの数を数えています) 第一章 6年越しのプロローグ 始発 一話 不穏な同窓会 二〜十五話 記憶共有 十六〜 黒い影編 十九話〜二十八話 ロンドン橋の少女編 三十一話〜
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!