第7話
:
YGside.
久しぶりに会うのは何か変に意識すんな。
顔合わせるのも気まづいし、まだ引きづってるなんて思われたくない。
そんな俺がとった解決策は寝る。
それが1番。
楽屋挨拶終わって、授賞式が始まる。
座席、まさかのTWICEが前とか運いいのか悪ぃのか。
ふと、ダヒョンを見ると台本みたいなのひたすら見てる。あ、MCだったな。
そう言えば、いつもMCとか個人の仕事とか出来ると完璧になるまで練習してたな……。
本番の前日とかは電話してても「練習するから聞いてて!」なんて言ってたよな……笑
カメラの前では面白いバカだけど、クソ真面目なんだよな。
スタッフに呼ばれて裏に行くダヒョン。その時、ダヒョンと目が合った気がしたのは気のせいじゃないよな……?少ししてから俺も裏に行く。
ステージ横のダヒョンを見つけると口をぱくぱくさせて練習していた。
もちろん本番は難なくこなしていた。
俺はやや走り気味で席に戻る。ダヒョンも来るから。
案の定、少ししてから出てきたダヒョン。
俺を見るなり、は?って顔したけど小走りで前を通っていく、、、と思ったらコケた。
すんげぇ顔真っ赤にして、メンバー達に謝ってたけど、やっぱ変わってねぇな。
俺、まだダヒョンの事好きなんだわ。
その日の夜、マンネ3人が遅くに帰ってきた。別に珍しい事じゃねぇけどやけに今日は笑顔で帰ってきた。
何でダヒョンだけちゃん呼びしてんの。
そう言って作業室に入った。