第24話

722
2021/02/01 07:50
あなたside





次の日の朝





あなたがスマホ画面を見ると紫耀からメールが来ていた





ーLINEー
平野紫耀
平野紫耀
あなた!
平野紫耀
平野紫耀
ドラマが決まった!!
.
.
おめでとう!
平野紫耀
平野紫耀
それであなたにお願いしたいことがあるの
.
.
うん?
平野紫耀
平野紫耀
エキストラとして出てくれないかな?
平野紫耀
平野紫耀
エキストラといっても
ちゃんとセリフがあるんだ
.
.
本当!?
平野紫耀
平野紫耀
◯/◯◯日が撮影日だから一緒に行こ
.
.
うん!
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なんであなたがドラマに出たかったかと言うと





小さい頃に見たドラマに影響されたから。





女優さんはキラキラしていて憧れの存在だった。





中学生になって初めてお母さんに相談した。





でも、反対された。





あなたのお母さんは小さい頃子役だった。





だからこそお母さんは反対した。




大変さを身に染みるほど経験していたから。





でも諦められなかった。





高校生の時オーディションを受けた。





三次審査で落ちてしまった。





結果は事務所まで行き発表された。





その帰り、泣きながら帰った。





途中、もう立てなくなり座り込んでしまった。





紫耀とはその時に出逢った。





あなたは諦めが悪い。





だからこそ紫耀は出させてくれたのかもしれない。





あなたの夢のためにも。





























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