病院
…少し落ち着いた…?
直美が缶コーヒーを渡す
…グスッ…ごめん…
…私…もうっ…あの家…
これからの事は…今は考えなくていいよ…。
明日からゆっくり考えよ…?
……ぅん…
二人が待ち合い椅子に座って話している
……
…?
…海斗…?
(…どこ…?)
海斗ぉ〜…
海未が病院内を歩き出す
テク…テクテク…
…海斗〜…
…ヒクッ…
…っ!
暗い病室に、海斗が座り込んでいるのが見えた
…かいっ…
っ!
よく見ると海斗は誰もいないベットを殴りながら泣いている
(…海斗…!)
…父さん…父さっ…
海斗は海未に気づかない
…なんでだよっ…
……
…事故とか…意味わかんねぇよ…
俺…まだ父さんにっ…
父さんに…上手いって言われてねぇよっ…
サッカー上手いって…そのために俺はっ…俺はっ…!
…なんでっ…
「プロになったら試合見に来い」って言ったじゃねぇかよっ…
…なんで今戻ってこようとしてんだよっ…
…なんでっ…
……。
(海斗…。)
___
___
1週間後
…色々…本当にありがとうね…なおちゃん…。
いいのよ…それより、実家に…?
うん。ここはもう私が働いたところで住めそうにないし…
中学生に上がるタイミングで良かったね…。
…うん。卒業式は一緒に出来なかったけどね…。
……。
……。
ほら海斗…!
なんか…言いなさいよ…?
……
…じゃな…海未。
……。
…海未…?
…じゃあ…ね…
……。
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- ノンジャンル
塩で有名なRMPGの紅一点は吉野くんに愛されてます!
塩で有名なTHERAMPAGEの紅一点のあなた。 そんなあなたはメンバーの吉野くんに愛されすぎてます!
favorite 41,114grade 1,539update 2日前 - ノンジャンル
失敗作少女
冷炎を恨んだ
favorite 165,145grade 11,661update 2024/04/17 - 恋愛
SnowManのフェチ〜彼女の研究〜
SnowManといろんなプレイをしちゃいます 彼女ちゃんの研究が大好きな彼に愛されちゃって。ドS...様々
favorite 76,070grade 8,083update 2日前 - 恋愛
ただ、貴方の背中だけを……
中学で観た兄の試合で、忘れられない人と出会った__。 振り向いてほしい。 悲しませたくない。 応えたい。 でもどうしようもなく、好き。 行き交う“好き”のキモチ。 貴女が最後に選ぶのは、変わらず彼……? それとも……。 甘酸っぱい、切ない、恋の行方____。 ✑☁︎︎序章編..2話~340話 ✑☁︎︎本編編..344話~764話 ✑☁︎︎最終章編..766話~ ・ ・ ・ ※落ち不明 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✁キリトリ✁ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんな事あらすじに書きたくないけど、パクリなどは絶対にやめてください。
favorite 570,217grade 15,953update 2024/04/17 - 恋愛
言いなり
過激なBL作品です。私の自己満です。 苦手な方はスクロールを。 名前は 読者さんにご協力頂きました😭💖 沢山の方に読んでもらえて嬉しいです。 ネタが無くなるまで頑張ります😌💭
favorite 323,967grade 13,815update 2024/04/17
が好きなあなたにおすすめの小説
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- 恋愛
-CANDY MAGIC - ~私のオオカミくん~
学内で一目置かれるオオカミくん。 無愛想で机に伏せては迎える放課後。 クラス替えの新学期早々 罰ゲームで話しかける羽目に。 小柄なミニマム女子には長身男子が 恐怖の対象……。 とりあえず…飴あげてみる? 餌付けしたら……どうなるの? 莉月にしか見せない素顔とは…? 長身オオカミくんとミニマム女子の 飴玉のように甘酸っぱい青春ストーリー。 キャンディから始まる恋も あるんじゃない…?? 【長編予定】
- ミステリー
最後の審判
同窓会をきっかけに、小学五年生の頃の記憶が蘇る。…記憶の中の自分達は、神と契約してこの地にとどまる怨霊を祓っていた。なぜ突然記憶が蘇ったのか。自分達には何ができるか。謎は、紐を解くように簡単ではないのである。 ミステリー、ホラー、コメディ、トラジティ。要素は様々。あなたはどう見る? 表紙、その他イラストは私 (チャプターの数を数えています) 第一章 6年越しのプロローグ 始発 一話 不穏な同窓会 二〜十五話 記憶共有 十六〜 黒い影編 十九話〜二十八話 ロンドン橋の少女編 三十一話〜
- ファンタジー
クリスマスに家に来たのはサンタの息子
その日はクリスマスイブ。キロ・マグリーはサンタがいると自分を騙しているのだと、親に怒鳴った。それを聞いた父は、息子にこっそり自分の九歳のクリスマスイブのことを話した。知らなかったサンタの家系の秘密。おもしろくて、ちょっと心温まるとあるクリスマスのお話。番外編まで見逃せない!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!