霊夢は鬼が三体いるという事に気がつき、三体はどれも操られず、自分の意思で動いていることから、思考をぐるぐると回して考えることしかできなかった
ましてや攻撃しながらだと記憶が消えそうなので、立ち止まって考えようとも隙を見て敵が狙っていく
誰かが沼に入り誰かが地上で戦う
この方法しか思いつかない私はそれに自らの運と命をかける事にした
仕方ないよ、この状況だ、こうなってしまうのも無理はない
ただ、誰かが行動しなきゃ運命は変えられないのだ
もし私が入ったらどうだろう、地上と沼、同時に倒せたら良いと思わないか?
ドボン
沼独特のヌメヌメさは慣れたものでは無い
というか慣れる方がおかしいとでも言っておこう
そして泥臭さ、絶対女子は入りたく無いだろう。
空気は狭霧山よりはマシだろう、まだ息が持つ
ただこれが持久戦となることは承知だ、相討ちになろうとも絶対に殺さなければいけない
にしても生臭さと泥臭さがヌメっとした感覚と共に体に纏わり付き、正直気持ち悪い
光がない、遮られているのか
真っ暗だと鬼の気配を探るしかない
気配は探りづらい、何せ沼の中だ、相当集中、それこそ全集中と言うべきか
これは喋ると沼の水が入るから喋らない、それに、血気術の沼とかでは無く、どこから水が来ているのかはさておき、本物の沼で間違い無さそうだ
少し触れるものがあった
布…着物か、そして木の板…下駄
溺れ死んだ十六の命…
許せないよね、卑怯だ
さらに気配の精度を高める
____いた、しかも2匹
早く…この人たちのためにも倒さなければ…!
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今ですね…今までの書き直し中ですしお寿司
あーだりぃ((じゃあ辞めろよw
って事で乙朱雀
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。