田中side
YouTube生配信が始まった。
初めは平和だったのになぁ。
京本「 2回目だけど緊張するねー笑 」
ジェシー「 案外慣れないもんだねー 」
髙地「 あなたなんて緊張しすぎて北斗の水まで飲んでたからね笑笑 」
松村「 ほんとだよ!俺の水取って貰おうとしたら無いって言うんだよ!おかしいでしょ!笑 」
田中「 あなたと関節キス出来るからいいじゃん 」
『 なにそれ北斗きもい 』
松村「 なーんでぇ!言ったの樹だよ?! 」
『 もう北斗にお水あげないから 』
森本「 あなたちゃんがお水って言ってるの好感もてるぅ〜だって 」
『 ?? 』
髙地「 お前っ笑 コメント読むなら読むって言えよ笑笑 」
森本「 あっごめーん 」
髙地「 急に喋り出すからみんな訳わかんねえ笑 」
ジェシー「 あなただいたい物には、お、付けるよね 」
『 そんなの気にしたことない 』
田中「 育ちがいいんだねー 」
『 うーん 』
田中「 コメントちょっと読むね 」
森本「 おい、田中きもいぞ。あなたちゃんに手出すな。 」
田中「 俺キモイ?? 」
『 非常に 』
ジェシー「 ひwwwじょwwwうwwwにwww 」
田中「 ショックだわぁ。 」
森本「 かぐまつってほんと平和👼🏻だって 」
『 かぐまつって何……?? 』
松村「 俺とあなたの呼び方 」
『 なるほど 』
田中「 あなたちゃん可愛いー!! 」
京本「 それ樹の心の声じゃないの?笑 」
田中「 バレた?笑笑 」
この時、1つコメントが来た。
「 SixTONESに神楽はいらない。 」
向かいに座っていた慎太郎を見ると、気まずそうな顔をしてこっちを見ていた。
『 どうかした? 』
田中「 いや 」
森本「 …… 」
『 うちがコメント読もっか?? 』
田中「 俺が読みたい!笑 」
いや、読みたいんじゃなくて、読ませたくないんだ。。。
『 じゃあ慎太郎と変わる 』
森本「 大丈夫だよ 」
『 貸して?? 』
慎太郎は渡そうとした。こーゆーのに弱いから。
松村「 もーらいっ! 」
『 ちょ 』
松村「 俺が読んだあとに貸してあげるからさ! 」
『 絶対だよ! 』
松村「 わーったから 」
ナイス北斗!
あなたに見られちゃいけない。絶対に。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。