第9話

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2019/07/18 07:44

side King&Prince









海人
海人
あなたちゃんまだかな~?
玄樹
玄樹
確かに。





もう30分経ったし。
神
も…もしかして…
廉
俺、ちょっと見てくるな。






ダッ







紫耀
紫耀
あっ…廉!
神
俺も行く。
海人
海人
え、俺も!
玄樹
玄樹
ほら!なにしてんの?!







おじいも行くよ!
岸クン
岸クン
え…おう!









どの位探しただろう。













1
1
お前ばっかりうぜぇんだよ!
あなた
ウッ…
海人
海人
え…






今のって…









こんな薄気味悪いところ、あったんだ。










と、みんな思った。








廉
おい。







あなたに触るな。








廉が、叫んだ。










そこには横たわってるあなたがいた。










あなた
…!






み…んな…?
玄樹
玄樹
あなたちゃん!







大丈夫?!
あなた
…う…ん…





この…くらい…へい…き…








フッと






あなたは意識を失った。








神
あなたっ!
紫耀
紫耀
よいしょっ







ヒョイッと紫耀はあなたを持ち上げた。







紫耀
紫耀
っ!






軽…
岸クン
岸クン
うわ…





めっちゃ痣ある…







誰もが怒りを覚えた。








紫耀
紫耀
保健室行ってくる。
玄樹
玄樹
僕も。
岸クン
岸クン
俺も。
神
ちょっと海人来て。
海人
海人
う…うん。








パタパタ









乾いたスリッパの音をならしながら








玄樹・岸・神・海人・紫耀は保健室や、






野球部の監督の所にそれぞれ去って行った。









ただ一人残された廉は、


















怒りでどうにかなりそうだった。











廉
おい。





お前こんなことして、





許されると思ってへんか?




お前なんかより、あなたは、




しっかり者で、優しくて、美人で。




今、お前がしたことは、すべて話す。
















もう二度とあなたに近づくな。













あ、あと俺らにも近づくな。




吐き気がする。
1
1
な、な~に言ってんのぉ?






れ~んくん♡






ちょっとだけだよ?





ちょっとだけ注意したのぉ~






すこ~しむかついたからぁ~ 





ちょっとだけ、こらしめたのぉ~♡



廉
あ''?





黙れ。
1
1
もぉ!廉くんこわ~い♡






でも、





怒った顔も、す♡て♡き♡
廉
きもい。









スタスタ









1
1
ちょっと廉くん♡






もぉ!嫉妬しちゃって!




無視しないでよぉ~♡









しつこく絡んでくるモブ1を無視し













廉はみんなのいる保健室へと急いだ。














































































































































































































ねくすと。

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