第42話

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2019/09/20 10:08
あと20分で出発














その時だった。














King&Prince
あなた~!













みんなの声がホームに響いた。














あなた
え…












こんなに広いホームで














わざわざ私なんかを













見つけてくれたの?














廉
あなた!













大好きな君へ














振り返った時














目の前が真っ暗になった。














海人
海人
あー!

廉だけずるいー!












気がつけば君の胸の中。














そして














我先にと














駆けつけて














抱きついてくる成人男性。














どういう状況なんだか…














会いたかったみんなに














泣きそうになる。














それと同時に














「こうしていてはいけない。」














と、ツライ考えが出てくる。














あなた
離れて













気付けば伸びていた腕と














尻もちをついて














驚いているみんな。














あなた
迷惑なの
紫耀
紫耀
は?
あなた
もうすぐ出なきゃなのに

抱きつかれたら

たまったもんじゃないの!
海人
海人
あなた…

僕達のこと…

嫌いになったの?(´;ω;`)
あなた
uだよ
海人
海人
え?
あなた
そうだよ

大っ嫌いだよ
岸クン
岸クン
…あなた…?
あなた
え…?あ…












無意識のうちにこぼれ落ちていた涙。














静に涙を流す私を














みんなは暖かく














悲しみに溢れた目で














見つめていた。






































































































ねくすと。

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