犯人の制服の高校に協力をもらって、3人の生徒に話を聞くが、毛利さんが来なくては、どうすることもできない。
そう言って、コナン君はポケットに入っていた手帳を取り出した。
カリカリとボールペンを走らせる。
こうやって何かを手帳に書き込んでるのを見てると…探偵みたいだなと思う。
そう言って、コナン君は手帳にメモをとる。
本人に書かせるんだ?
た、確かにそうだけど……書いてくれるのかな?須々木君は明らかに嫌そうな顔してるし
早藤君は退屈そうに大あくびの真っ最中。貴橋君も笑ってはいるけどちょっと困った顔で…
コナン君が最初に手帳を渡したのは貴橋君。手渡された鉛筆を受け取ると、貴橋君はそれを左手に持ち替えて、几帳面に名前を書いた。
そう言いながらも、早藤君は鉛筆を右手に記名している。
須々木君は少し迷ったようだが、受け取った鉛筆で、右手でしっかりと名前を書いた。
今少しだけ…コナン君の表情が大人っぽく見えた……と、その時
誰かが私の肩に、ガシッと手を置いた。
To be continued.
すごく短くなってしまった……申し訳ない!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。