🥟side
とうとう当日
今日は普段しないセンター分け
長めの前髪が邪魔でしょうがなかったから…
着々と競技は進んでいく
1年の競技、2年の競技…
ちょうど出る予定の100m走になって、日差しの照りつけるトラック内へと入る
俺が走るのは5番目
着々と前の人数が減って、とうとう1番前…
視線が痛い
トラック内から女子の甲高い嬌声が聞こえる
パーンッ
一気に駆け出す
1人、2人と俺の後ろに下がっていく人影
うるさい歓声が聞こえる気がするが、今はそれどころじゃない
気付くとゴールテープが目の前で、俺は1着だった
先に競技を終えていたヨンボガも1位の旗の前に立っている
テコンドーも走りも速いなんて…
羨ましい
正直、優勝だとさらに目立つので嫌だ
でも、、イエナにはかっこいいとこを見せたい…という意地が邪魔してくる
…先輩風吹かせたいのか、、?
〜〜
📢「次は、1年100m走です」
📢「競技がある生徒は、グラウンド中央に集まってください」
前から数えて、1、2…………7番目
クラスカラーの赤いハチマキが風に揺れている
眩しいからか、いつもの狐目がさらに細くなっていて、かわいく感じる
パンッ
見ると、ほんとに5mくらいはありそうで
ゴールした時には10m近くはあるんじゃないかってくらい
…足速すぎでしょ
どう走ったらああなるの…
📢「生徒の皆さん、休憩時間とします」
📢「水分補給などをしっかりしてください」
ヨンボガに手を引かれて1年のテントに向かう
ジリジリと照りつける日差しは強まっていた
しばらく更新してなくてすみません💦












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。