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2021/06/14

第21話

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小「 え、濵ちゃんパジャマやんもう昼やで 」


濵「 ああ、どこも行く予定無かったからさ 」




でも、着替えろよ〜 と笑いながら入ってくる望。




本当はそれどころじゃなかっただけなんやけど





小「 濵ちゃん元気ないな 」


濵「 え? 」




ソファーに座るなり、振り返ってそういう望に

わかるん、と声に出しそうになったのを
慌てて抑えて




濵「 そう?俺めちゃめちゃ元気やでっ 」





と、力こぶを両腕で作って見せた。


でも、望の顔は曇ったまま。




小「 濵ちゃん俺な、昨日見てしまったんやんか
濵ちゃんが悲しそうにスマホ眺めてるの 」






カフェのお姉さんやろ?って俺の目を見ながら
問いかける。





ああ、バレてたんや。





俺悲しそうな顔してたんや。






濵「 なんや、知ってたんや 」


小「 濵ちゃん、注文する時ほんまに幸せそうやから。わかる。」


濵「 そう、なんや 」


小「 なんかあったん? 」





そう尋ねる望にもう隠すことは無い。



ゆっくり全部話した。



すると望は中学生かよ、とケラケラ笑った。




濵「 いや俺真剣に悩んでんねんで? 」


小「 あーっ、はははっ、涙出るっ、」


濵「 どうしたらええんかなあ、」




はぁっ、と息をついてから望が言う。





小「 会いに行けば? 」




自分次仕事だいぶ先やろって言われてスケジュールを確認する。






…だいぶ先。





小「 顔見るだけでも違うと思うよ 」




さっきとは打って変わって真剣に望が言うもんだから、イケメンやなあと見惚れる。






濵「 そう、なんかな 」


小「 好きな人に会えるってめちゃめちゃ幸せやない? 」


濵「 幸せ。幸せや。」





じゃあ行くしかないやん、と望。





小「 しゃあないな、俺も一緒に行ったるから 」


濵「 え 」


小「 え?」


濵「 ええよ来んくても一人で行けるし 」


小「 えなんで、なんで拒否するん、えなんで 」




望は割と本気で一緒に来ようとしてたみたいで、
行くと言って聞かない。



小「 じゃ、俺明日朝11時に来るからっ 」




と言ってそそくさと帰って行った。




なんなん彼奴。




でも、望のおかげで元気出たわ。





ありがとうな、




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