第13話

お姉ちゃん
216
2026/03/10 00:00 更新
ラウール side































るいちゃんと初めて会った時







SnowManが尖ってた時代で







みんなが「SnowMan怖いらしいよ」






と噂する先輩の1人で









るいちゃんは誰よりも怖かった





































橘 累夏
そこズレてる!
Jr「あ...すみません...」

































滝沢歌舞伎で







滝沢くんと長年引っ張ってきた先輩として









SnowManがよくJrたちを見て指導することが多かった









るいちゃんもそのひとりで






怒ると怖かったるいちゃんは







ほとんどのJrから恐れられていた



































Jr「橘さんマジで怖い...」





Jr「わかる、名前呼ばれた瞬間血の気引く」


































るいちゃんは



他の先輩みたいに「〇〇くん」と呼ばれず






「橘さん」や「るい先輩」




と呼ばれていた






そんなるいちゃんを入所したばっかの俺は






会ったことがなかったから






噂だけ聞いて





すごく恐れていた




































ラウール
うわっ...
ラウール
ごめんなさい...!


















突然人とぶつかってしまって





咄嗟に謝った
























橘 累夏
あ、ごめん
橘 累夏
怪我ない?















ぶつかった相手はるいちゃんで





面識がなかったから







相手が恐れられてるるいちゃんなんて気づかなくて








とっても優しいスタッフさんだと勘違いしていた

























ラウール
あ、大丈夫です...
橘 累夏
ほんと?
橘 累夏
まじでごめんね
橘 累夏
あ、これあげるよ















るいちゃんは俺にポケットから出した棒付きの飴をくれた
















ラウール
あ、ありがとうございます...
橘 累夏
いいよ
橘 累夏
ぶつかっちゃったお詫び
橘 累夏
ところで君小さいね
橘 累夏
何歳?
ラウール
あ、12です
橘 累夏
12?!
橘 累夏
小学生?
ラウール
あ、はい...
橘 累夏
まじか
佐久間 大介
るいー!



















るいちゃんとしばらく話してたら








向こうからSnowManがやってきた















「怖い」なんて恐れられてるSnowManが全員来ちゃって








当時まだ12歳の俺は







萎縮してしまった

























佐久間 大介
その子誰?
橘 累夏
わかんない
橘 累夏
でも私ぶつかちゃったから飴あげたの
深澤 辰哉
るいも丸くなったなぁー笑
橘 累夏
っるせぇ
橘 累夏
てかこの子怖がってんでしょ
佐久間 大介
るいが怖がらせたんじゃない?笑
橘 累夏
佐久間、怒るよ
佐久間 大介
わー!ごめん笑





















俺はそこで佐久間くんに「るい」と呼ばれる相手に気づき









初めてそこでるいちゃんを認識した














怖いと噂されるるいちゃんに





飴をもらって






ちょっとぶつかっただけで「ごめんね」なんて優しく言ってくれて




















まだ小さかった俺にとっては







るいちゃんは「お姉ちゃん」みたいな存在だった
























橘 累夏
名前聞いていい?
ラウール
あ、村上真都ラウールです...
橘 累夏
ラウール!
橘 累夏
いい名前じゃんね
橘 累夏
私は橘累夏
橘 累夏
覚えといてね
ラウール
あっ、はい...!
岩本 照
みんなもう行くよ
橘 累夏
あ、待って!
橘 累夏
じゃあね、ラウール



























































橘 累夏
あれ?!ラウール?!
ラウール
あ、るい先輩
橘 累夏
SnowManに新しい子入るって聞いてどんな子来るのかと思ったけど
橘 累夏
ラウールもそのひとりかぁ





















その4年後










SnowManに加入することが決まって








るいちゃんに会った時に

















るいちゃんは俺をものすごく歓迎してくれた
























橘 累夏
いいよ、怖がんなくて
橘 累夏
思ってる以上に
橘 累夏
みんな歓迎してるから
ラウール
るい先輩もですか?
橘 累夏
私はみーんなに期待してるからね
橘 累夏
あとこれあげる




















るいちゃんはポケットから棒付きの飴をくれた









あの時とおなじ


















プリンの味の飴




















甘いものが苦手なるいちゃんが







ポケットに飴が入ってるのは変だなって思ってたけど




















後から康二くんやめめと話した時に










るいちゃんに初めて会った時と加入前にあった時














みんなそれぞれ違う味の飴を貰った






















るいちゃんなりの








緊張をほぐす為と
























あとはるいちゃんの単なる優しさだったと気づいたのは
















るいちゃんが国立の初日にみんな飴を配った時
























でもそれはまた別のお話





























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