ラウール side
るいちゃんと初めて会った時
SnowManが尖ってた時代で
みんなが「SnowMan怖いらしいよ」
と噂する先輩の1人で
るいちゃんは誰よりも怖かった
Jr「あ...すみません...」
滝沢歌舞伎で
滝沢くんと長年引っ張ってきた先輩として
SnowManがよくJrたちを見て指導することが多かった
るいちゃんもそのひとりで
怒ると怖かったるいちゃんは
ほとんどのJrから恐れられていた
Jr「橘さんマジで怖い...」
Jr「わかる、名前呼ばれた瞬間血の気引く」
るいちゃんは
他の先輩みたいに「〇〇くん」と呼ばれず
「橘さん」や「るい先輩」
と呼ばれていた
そんなるいちゃんを入所したばっかの俺は
会ったことがなかったから
噂だけ聞いて
すごく恐れていた
突然人とぶつかってしまって
咄嗟に謝った
ぶつかった相手はるいちゃんで
面識がなかったから
相手が恐れられてるるいちゃんなんて気づかなくて
とっても優しいスタッフさんだと勘違いしていた
るいちゃんは俺にポケットから出した棒付きの飴をくれた
るいちゃんとしばらく話してたら
向こうからSnowManがやってきた
「怖い」なんて恐れられてるSnowManが全員来ちゃって
当時まだ12歳の俺は
萎縮してしまった
俺はそこで佐久間くんに「るい」と呼ばれる相手に気づき
初めてそこでるいちゃんを認識した
怖いと噂されるるいちゃんに
飴をもらって
ちょっとぶつかっただけで「ごめんね」なんて優しく言ってくれて
まだ小さかった俺にとっては
るいちゃんは「お姉ちゃん」みたいな存在だった
その4年後
SnowManに加入することが決まって
るいちゃんに会った時に
るいちゃんは俺をものすごく歓迎してくれた
るいちゃんはポケットから棒付きの飴をくれた
あの時とおなじ
プリンの味の飴
甘いものが苦手なるいちゃんが
ポケットに飴が入ってるのは変だなって思ってたけど
後から康二くんやめめと話した時に
るいちゃんに初めて会った時と加入前にあった時
みんなそれぞれ違う味の飴を貰った
るいちゃんなりの
緊張をほぐす為と
あとはるいちゃんの単なる優しさだったと気づいたのは
るいちゃんが国立の初日にみんな飴を配った時
でもそれはまた別のお話












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。