目黒 side
るいとは4つ違い
歴では5年違い
頭のいいるいに比べて
そこまで勉強が得意じゃない俺
でも連絡なし、約束なしでも集まって買い物行ったり映画に行ったりする
案外酒が強いるい
舘さんと岩本くんとるいが並んで強くて
俺も酒は好きだけどそんなにたくさんは飲めない
るいに初めて会った時
"怖い"なんて恐れられていた先輩から
いきなりコーラ味の棒付きの飴を貰って
驚かない人なんていないと思う
そうやって佐久間くんと話してるるいの会話を聞いたことがあった
元々7人でやってきたものに
新しい3人を入れるなんて
相当厳しい決断を強いられたんだと
加入する側の俺ですら思っていた
新しい環境
先輩とのグループ
俺に関してはグループの兼任
不安なんて想像できるほどのサイズではなかった
そんな時にるいの話を聞いて
ものすごく安心した
後輩の俺たちに先輩が
「橘は"例外"」
と、わざとるいを陥れるかのように
後輩にまでるいの居場所を奪うことを強要していたこともあった
そんなるいを常に支え続けたSnowMan結成時の6人
るいはその6人になるかのように
加入前も加入したあとも
ずっと俺たちを守り続けてくれた
るいの
口に出さない優しさ
口に出さないから伝わりにくいけど
時々こうやって酒が入ってる時に零す
るいは本音をめったに零さない
でも俺にはよく零してくれる
その関係が
俺らがいちばんの親友とお互い言える理由なんだと思った











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。