宮舘 side
YouTubeの撮影のあと
累夏から「お菓子作りを教えて欲しい」というお願いを受けた
累夏は
まぁ言ってしまえば料理は下手な方
だから自炊が全くできなくて
いつも買うか食べに行くか俺の家に来て食べるかしかしない
その日は
いつやりたいかを予定合わせて決めて
とりあえず解散となった
__後日
累夏が選んできたレシピ通りに
累夏が材料を買ってきて
俺の家にやってきた
今まで全く料理に手を出してこなかったから
材料や調味料の名前を出されても
ピンと来ない累夏
慣れない手つきで小麦粉や砂糖を量り
卵を割る
卵は殻が入ったりしたけど
そこは手先が器用な累夏
卵を割らずに殻を取った
累夏は意外とスムーズに終わらせて
クッキーも何個かアイシングクッキーにして
14時から始めたお菓子作りは
20時終わった
そのあとお腹が空いたので
俺の料理を食べて少し話して
累夏は12時前に帰って行った
次の日
昨日いっぱい作ったお菓子を累夏は持ってきて
みんなに配ってた
お菓子作りたいなんて言った累夏だけど
累夏自身
元々甘いのが苦手だから
食べずにみんなに配るように作ってたみたい
自分が食べたいんじゃなくて
みんなに食べてほしいから
お菓子作りに挑戦した累夏
意外と
素直な可愛いところもあるんだね
まぁそこが累夏のいちばんかわいい所なんだけどね












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。