第3話

#2
2,059
2019/06/30 06:27





結局夜はずっと泣いてあまり寝れてない日だった




『うわ、めっちゃ腫れてる……』





『おはよう』





瑞稀「おはよう〜うわどうした?目腫れてるぞ?」






『うん』





瑞稀「なんかあれば言えよ?お前は俺の
妹なんだから」





『瑞稀が兄貴っぽくてヤダ。』




瑞稀「いや、兄貴」




『ふはっ笑』




瑞稀「ほら、髪やるから座って?」




『やってくれるの?』




瑞稀「たまにはやってあげるよ。」




『やった』




瑞稀「雄登のことまだ好きなの?」




『……』




瑞稀「……結婚するって約束俺ともしてたな〜」




『え?!したっけ?!』




瑞稀「あなたが4歳くらいの時かな?
ギリギリ雄登と約束する前にあなたがお兄ちゃんと結婚するの!
って言ってたな〜」




『覚えてなかった。けど尚大も言ってくれてたよ?笑』




瑞稀「お前どんだけ浮気するんだよ笑」





『してません〜!』




瑞稀「あ、もうこんな時間じゃん。早くご飯
食べろよー」





『はーい』






20分後



\ピンポーン/





『やばいやばい〜!瑞稀弁当!』




瑞稀「俺弁当じゃない」





『そんなこと言ってる暇あったら弁当よこせ!』




瑞稀「口悪すぎ」




『うるせぇ!行ってきマース!』




飛貴「ねぇ!遅刻するよ?!」




『飛貴自転車後ろ乗せて!』




飛貴「飛ばすからちゃんと掴まっててよ?!」




『うん!!』




飛貴「疲れた……」




『あと5分!』




飛貴「やっべ!!」




『走ろ!!』




『ゼェセェ……もう無理……』




飛貴「お前がちんたらちんたらしてるからだろ……」




『うるさい……』




健人「お前ら遅刻だぞ〜」




『健人先生大目に見てくださいよ♡』




健人「調子のんな」




健人「そういうところだぞー昔から変わんないの」




女1「先生昔のあなたってどんな子だったんですか?」




『ちょ!変な事聞かないで?!』




健人「泣き虫だったよな?」




飛貴「そうそう!転んだらすぐに泣いてた!」




女2「え!?今のあなたじゃありえないじゃん!」




男1「いつも強気だもんな笑」




『健人止めろよ』




健人「はいはい笑笑じゃあHR始めるけどその前に
今日は転校生が来てる」




飛貴「誰だろ。」




『私の後ろと飛貴の後ろにあるってことは2人?』




健人「じゃあ2人入ってきてー」






まさか君だなんて誰も予想はしていなかったよね




『……ッ!』




飛貴「……?!」




健人「……」




雄登「那須雄登です。よろしくお願いします。」




藍蘭「飯島藍蘭でぇす♡ゆぅくんは藍蘭の彼女だから
誰も取らないでねぇ?♡♡」




健人「……ッ」



『……健人!ほら席教えてあげなきゃ!』



飛貴「そ、そうだよ!」



健人「あ、あぁ…じゃあ那須はあなたの後ろの席。
飯島は飛貴の後ろ。」



『そういうことかよ……あのクソ野郎……』



飛貴「健人くんも考えてよ……」




健人「はい!じゃあHR終わりー1時間目は……俺の授業だな」




『健人くーん?ちょっと、廊下』




健人「はぁ……はいはい」



『マジどういうこと?!私が
雄登のこと好きって知っててやったこと?!
しかもよくわかんないぶりっ子の彼女いるし?!』




健人「落ち着け。俺だってしたくてやったわけじゃねぇよ
風磨から聞いてたけどマジとは思わなかったんだよ」




『もう……ッ』




健人「ほら授業始まるから戻れ?
俺も何とかして見るから。席替えの時とかなるべく
近くにさせないから」




『……わかったよ。』




飛貴「戻ってきた〜」




『んー……』



飛貴「どうだった?」




『健人がしたくてした席じゃないんだって。』




飛貴「ふーん……あ、数学の教科書忘れた……」



『見せないよ?』



飛貴「見せて!」




『むーりー!』



飛貴「今日自転車乗せてあげたよね?」




『……わかったよ。』




雄登「……ッ」























































もう恨んでやる

プリ小説オーディオドラマ